1年目の昨季は8月末に左股関節後方亜脱臼で戦線離脱。二軍戦の試合前練習中に起きたアクシデントで、全治5カ月の大ケガだった。地道なリハビリの末に今春キャンプからようやく全体練習に合流。3月20日の通常開幕ならば、間違いなく二軍スタートだったが、コンディションに不安がなくなってきた自主練習期間に広島・鈴木誠ら右の強打者の打撃フォームを研究。必死に結果を求める姿と将来性の高さを買われた。
野村は自粛期間に鈴木誠也をお手本にフォームを研究したらしい。実際癖の無いフォームになってそれが経験が浅い中でも高い対応力に繋がっていたと思う。
また引き合いに出してしまうけど清宮が誰かをお手本にしてフォームを研究したことがあるかどうかというと多分無いと思う。2016年の大谷とかお手本にしてもいいと思うけど、清宮は自分の癖の強いフォームから抜けることが無い。
体に染みついているのか、こだわり、プライドがあるのか。ただその癖の強いフォームから抜け出せないことが、1軍で500打席も貰いながら成長に繋がらない原因になってしまっている。今清宮なりに小笠原コーチの指導を受けながら練習に取り組んでいるけど、あくまで個人的な印象では今後変わることがあるとは思えない。
それを覆すことができれば、清宮にとってもチームにとっても大きなプラスにはなるんだけど。