日ハム対ソフトバンク

 

試合に関しては勝てなかったのか、負けなかったのか。上沢に7回に粘ってほしかったといえばそうだけど7回2失点というHQSの内容は、先発の役割を果たしてくれたと思う。

 

打つほうがチャンスが多くありながら攻めきれなかったことのほうが勝ちきれなかった理由としては大きい。近藤、王(今日は不発だったが)頼りの打線になってしまっているし他の得点源が出てこないと苦しい打線が続いてしまう。

 

復帰してきた西川、渡邊がヒットを打ったり、石井が好調をキープしてくれているというのはあるけど、核となってくれるような打者がもう一人出てこないとと思う。以前は中田がそれだったんだけどベンチ外になったり復調には時間が掛かるだろうし。

 

野村辺りが復帰して起爆剤になってくれないかと思うけどまだ難しいのだろうか。最終回五十幡が見せ場を作っていたが、札幌ドームで試合に出し続けるのはリスクが大きい。その辺を考慮して札幌ドームでは昨日、今日とスタメンに入っていなかったのかなと思った。

チームスポーツの勝ち負けと個人成績

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チームスポーツの場合個人がいくら頑張って成績を残しても、周りが足を引っ張れば勝つことはできない。逆にチームがいくら強くて勝ちを重ねていても、個人が成績を残せていないなら出場機会は無くなって年俸が下がるか、戦力外になることもある。

 

チームがいくら弱くて負けてばかりでも個人で成績を残せば年俸は上がる。プロスポーツの場合結局はチームの勝ち負けではなく個人の成績が年俸に関わってくる。

 

だから強いチームにいることが必ずしも正解では無いし、弱いチームにいることで出場機会を得て成績を残して高年俸になる選手もいっぱいいると思う。

 

日ハムは明らかに弱いチームだが、そのことで恩恵を受けている選手も数多くいる。このチームは成績を残して年俸が上がっていった選手の内の多くが球団の方針で放出されてしまう。その結果としてチームは戦力が低下し弱くなるが、総年俸は下がり、若手にはチャンスが増える。そのサイクルをここ数年この球団は繰り返している。

 

そんなサイクルを繰り返すチームで、本気で勝とうとすることに何の意味があるのか。自己満足といっても言い過ぎではない気がする。毎年安定した成績を残している近藤や、エースとしてチームを牽引する上沢、今年キャリアハイを残しそうな加藤などはチームの勝ちにここまでは凄く貢献してくれているが、チームとしては最下位。

 

彼らがどれだけ今後も奮闘したとして彼らだけの力で順位を上げることは多分無理だろう。野球は野手9人プラス投手で試合をするスポーツなので、彼らが奮闘しても彼ら以外が足を引っ張ったら勝つことはできない。

 

それをわかった上でもチームの勝ちのために今後もプレーするのか。ある種チームの勝ち負けはコントロール不可と割り切った上で成績を残すためにプレーするのか。近藤、上沢、加藤(あまり表には出さないが)あたりは多分チームの勝ちに貢献することを第一にプレーしていると思う。

 

それが一番のモチベーションになるならそれがいいんだろうし。でも球団の方針だったり、周りの選手のふがいなさで彼らの奮闘が勝ちにはつながらないことも今後増えると思う。それをそういうものだと納得してくれるのか、もやもやが残ってしまうのか。彼ら3人は多分球団にここまで育ててもらったという恩があるだろうからFA権を取ったとしても簡単に移籍するとかはなさそう。

 

それが彼らにとって本当にいいことなのか、そうでないのか。彼らのような選手の思いを球団は無駄にしてほしくないと思うし、彼ら以外の周りの選手は、ただ試合に出て高い年俸を貰っているだけみたいな状況で終わってほしくないとも思う。

月間野手成績とか外国人助っ人のこととか

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月間成績を見ても今の日ハムの打線で機能しているのは王と近藤だけということがよくわかる。これでは当然チームは苦しい。OPSで3番目にレアードが入っているのも皮肉というかレアードが今の日ハムに居れば打線には大きなプラスだっただろう。

 

でも球団はそんなこと微塵も思っていないというか、レアードを仮に残していればそれだけお金が掛かってしまうしだったらリリースして、他球団で活躍してそこでお金を稼いでもらうほうが球団的には嬉しいこと。

 

戦力がダウンして他所がアップするということに何も感じていない。マルティネスに関しても全く同じ。彼をリリースして他所で活躍したとして、そこでお金を稼いでもらえればお互いウィンウィンというのが球団の考え。

 

マルティネス的にもソフトバンクで長いこと活躍できればサファテ(彼も移籍組)のようななぜか生え抜きのような扱いになって5億や6億という高年俸を獲得できるかもしれない。日ハムに仮に残っていたら成績を安定して残したとしてそんな高年俸を貰うことはできないだろう。

明暗分かれる外国人投手 編成の評価基準

炎上したバーヘイゲン、炎上したアーリン(なお2軍で)、試合を作ったマルティネス。お金が無い球団事情的にマルティネスの契約が切れて、新しい外国人を取るのは理解できるけど、取ってきた外国人が2軍でも通用せず、契約を更新しなかったマルティネスが4年連続日本一のソフトバンクで戦力になってしまうのは皮肉にもほどがある。

 

バーヘイゲンは次は対左打者という課題を克服してくれるものと思いたいが、アーリンに関しては、コロナで日本野球への適応が難しいという面はあるにせよ、日本で通用する武器らしい武器が見当たらない。球威は無いし、かといってコントロールも悪く決め球も無い。

 

同タイプの加藤と比較してもすべてに置いてレベルが違っている。解説の岩本氏は技巧派の外国人投手を取ったことを疑問視していたが、今のところその指摘は当たってしまっている。今後状態を上げて1軍で戦力になる可能性が無いとはいわないけど、今のところそういう雰囲気は無いというか、1軍で投げさせること自体無駄に近いレベル。

 

これだったらマルティネスを残したほうが何倍もよかったというのが今日の1日を見たファンのほとんどの印象だろう。でもフロントにとってみるとそんなファンの感想はある意味的外れだし、フロントの人間はそんな感想を持っていない。

 

フロントに取ってみれば結果がどうとかではなく、マルティネスを切ってアーリンを新しく取った時点で編成は終わっているしその結果がどうとかは何も気にしていない。この球団は結果を評価するのではなく、いかにお金をやりくりするかだけを考えて球団を運営しているので、それをやった後の結果の評価は何もない。

 

今後アーリンが一切活躍しなかったとして、アーリンの獲得に携わった関係者の評価が下がることは無いし、リリースしたマルティネスがソフトバンクで活躍したとしてマルティネスのリリースを決めた人間の評価が下がることも無い。

 

あくまでお金の計算が第一なので、その結果の選手の成績の評価などは無いに等しい。究極的には取ってきた外国人が全員一切活躍しなかったとしても、年俸が抑えられていたらそれで球団の評価は高い。吉村GMが毎年のように外国人が戦力にならなかったことを編成の責任と発言しているが、年々外国人に掛けるお金は減っていっているしいっていることとやっていることが矛盾している。

 

そんな球団の勝った負けたに一喜一憂すること自体はっきりいって意味があまりない。個々は勝ちたいと思ってプレーしているとは思うが、球団が勝つことに対して価値を感じていないから、その気持ちのずれがここ数年の低迷に直結してしまっている。

日ハム対ソフトバンク

先発バーヘイゲンは被打率の高い左打者を並べられたら攻略されるじゃ今後苦しい。少なくとも右打者相手とは違う攻め方をする必要があるように思う。その辺を宇佐見が考えてリードしたのか、他の捕手に任せたほうがいいのか。

 

打つほうは中田が基本開幕からブレーキ。4番一塁の選手がこの成績ではチームが苦しいのは当然。あくまで彼の復調待ちなのか、他の方法はないのか。

 

相手投手マルティネスは今年は去年と比べて安定した投球が続いている。コンディション的な違いが技術的な違いか。レアードにしてもマルティネスにしても放出した外国人助っ人が他所で活躍しているのを見るのは複雑な気持ちになるが、彼ら二人に取れば日ハムを出たほうがよかったと思う。

 

マルティネスにとれば、ソフトバンクのほうが金払いはいいし、後ろの野手は点を取ってくれてしっかり守ってくれる。競争は日ハムより激しいが、彼の力を発揮すればしっかりチームで貢献できるだろう。

日ハム対ソフトバンク

先発伊藤は最後粘れなかったといえばそうなんだけど、今までいいピッチングをしてきてくれているからそこは責められない。ソフトバンクは対戦が3回目だし、前回の対戦も割と最近だから、慣れられてきて戦略も練られてくる。そこがまた新たな壁ということだろうか。

 

どうしてもいいたくなるというのは中田だったり今日投げたような中継ぎだったりにはなってしまう。調子が上がらないというのはわかるんだけど、もうシーズンが始まって一月半以上になってしまうからそうなるとそれが実力という評価も出てきてしまう。

 

もしまだ復調するために何か出来るならなんとかしてもらって、またチームに貢献してほしい。

西川ファーム戦復帰 離脱者の復帰考

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コロナの検査で陽性になった西川がファームで復帰。濃厚接触者より先に復帰できるのは、正直わかりづらい気はするが、無事に実戦に復帰できたことはよかった。試合内容を見てないから動きとかはわからないが1軍復帰まで一週間は様子を見る感じだろうか。

 

ファームが今日から試合を再開したことはコロナで離脱した選手が復帰することを見込んでなんだろうか。他にコロナで陽性になった選手数人も近く復帰できるのかそうでないのか。

 

陽性じゃない濃厚接触者の隔離が確か2週間なら陽性者より復帰が遅れてしまう。彼らのほうが体は動かせているなら復帰が早いのかもしれないし、その辺がわかりづらい。濃厚接触者の渡邊、浅間、石川亮あたりのほうが早く1軍に戻れるなら戦力的には大きいと思う。

 

セカンドは今は杉谷が好調だけど、離脱前は渡邊も調子が上がってきたから渡邊が復帰できればセカンド渡邊、サード杉谷のほうが打線としてはいいのか今のセカンド杉谷、サード樋口のほうがいいのか。

 

今のところは離脱者が出ても穴を埋めている選手の活躍で影響は最小限だし、怪我の功名で王、万波、五十幡がいい形で上がってきている。彼らの勢いと復帰組の力が合わされば前よりチーム状態が上がることもできるかもしれない。

 

まだ離脱組の復帰まで時間が掛かるだろうから、離脱者が出たことで生まれたチャンスをレギュラーじゃない選手が掴んでそこを離さないものをこれからも見せてほしい。