フロントの今後の進む道

2012年 糸井(トレード) 田中賢(海外FA)

2014年 大引(FA) 小谷野(FA)

2016年 陽(FA)

2017年 大谷(ポスティング)

2018年 レアード(自由契約

 

これだけ選手が流出して、若手の育成だけで穴埋めをして

2013年はさすがに最下位だったけど、2014年は3位からCSでファイナルまでいって、2015年は2位、2016年は日本一。

 

2017年は5位に終わったけど、2018年は大谷がいなくても3位になった。ここまで安定して高い順位でいられたのはフロントの能力の高さの証明というのは間違いなかったと思う。

 

ただ2018年のレアードの放出だけは穴埋めはできなかった。実績がまだ無い清宮、王、横尾が成長して数字を残せば穴が埋まるという判断だったんだろうけど、誰一人として1年通して結果を残すことはできなかった。

 

ここの計算の狂いが今のチームの大低迷に直結してしまっている。安定して30本ホームランを打ててサードを守れる選手を放出した穴は、今のチームを見ていると早々埋められる感じがしない。それこそ2年、3年掛かってもおかしくない気がする。

 

ただもしそれくらい時間が掛かったなら、来年には西川、その翌年には近藤がFA権を獲得する(順調にいけばだけど)。二人が権利を行使したらどういう風にフロントが考えるか。あっさり放出してしまうのか、残ってもらうよう最善を尽くすのか。

 

西川、近藤がどちらか、あるいは両方流出しても、若手の台頭でカバーできる考えるのか。なんでもかんでも若手の育成でカバーできるという考えは今年を見る限り甘いとしかいいようがない。

 

今後の日ハムのチーム作りをどうしていくかを、フロントが考えて指針を決めていかないと今の低迷は来年以降も続く可能性はある。