編成に携わる人の評価基準  吉村GMのモチベーション

チーム編成に関わっている人の評価というのは普通はチームの順位でされるもの。ここ4年で3度Bクラスで今年は断トツで最下位を走っているチームの編成の評価はそれこそ最低評価になるのが普通。

 

ただこのチーム、球団はコストを徹底的に抑えてチーム編成を完了すればオーナーの評価はチームの勝ち負けに関わらず最高評価になる(だからいくらチームが低迷しようが編成の責任者が変わることが無い)。

 

以前日ハムに所属していたレアード、マルティネスが同一リーグに移籍して活躍して、日ハムが最下位に低迷しているというのは編成の評価としては一番悪いというのが普通なんだが、オーナー側からするとそこに関しては一切マイナスの評価が無い。

 

レアード、マルティネスが他所でいくら活躍したとしても結果発生する高年俸を他所で払ってもらえるならそれで有難いというのが球団の考えになる。だから編成の仕事の球団の評価としては今の時点で最高のものになっている。

 

ファンが外国人の編成や活躍の評価で議論していたりするけど、オーナー側からすれば、何もそこに関心が無い。チーム編成の一番の責任者である吉村GMは近年のチームの低迷を見てもファンの評価が最低になるのが普通だが、オーナーからすれば毎年チーム編成に掛かるコストを最小限に抑えてくれているのでそれだけでチーム順位に関わらず評価は最高になっている。

 

ファン的には今の体制が続く以上、そういうものだと割り切るしか無いのが現状。一つ言わせてもらうなら吉村GMはそんな仕事のやり方をして何が楽しいんだろうか。チーム編成に携わる人のモチベーションは普通はいかにチームを強くするかが一番だと思うのだけど、毎年チームは低迷。でもコストは抑えられているからオーナーには毎年一定の評価を得られている。

 

そのことに充実感を得て納得できているのか、コストは抑えられてもチームが毎年低迷していることにそれなりに責任を感じているのか。