チームは逆転負けで3カード連続負け越しで、借金10と苦境が続く。「(この状況を)意気に感じてやっている選手がどれだけいるのかっていうこと。まだまだ諦めずにやっていきたいなと思います」。西川は鼓舞するように言った。
このチームはコストを抑えることをすべてにおいて徹底しているので、結果戦力が低下してチームが低迷することはある種必然の話。
そんな中で出ている選手は何をモチベーションにしてプレーしているのか。あくまで優勝を目指しながら、一つでも上の順位を目指してなのか。成績を残して年俸をあげるためなのか。
補強をガンガンしたり、所属選手が抜けることが無いチームは戦力が充実するから当然順位は上のほうにいきやすい。だが競争は当然激しくなるし試合に出るためには相応の実力を身に着けて結果を残さないといけない。
日ハムのように補強はほとんどせず、総年俸の調整のために主力選手をがんがん放出するチームは戦力が低下するので順位は普通は下がる。ただそれと裏腹に色々な選手に試合に出場するチャンスが増えることにもなる。上記のようなチームと逆のチーム状況が生まれる。
どっちのチームがプロ野球選手として成功する可能性が高いのか。どっちと言い切ることはできないし、どっちの状況でも成功する選手はいるだろうし、どっちの状況でもうまくいかない選手もいるだろう。
勝つチームを応援したいなら上記のようなチームを応援するほうが勝つ確率は間違いなく高くなる。それが楽しいからそういうチームを応援しているファンもいると思う。でも下記のようなやり方でなかなか勝てないチームでもそっちを応援したいと思うファンもいる。
日ハムの球団のやり方に疑問を上げたらキリはないけど、このチームを応援することを辞めるとか他のチームを応援しようとは自分のようなファンはならないし。今のようなチーム状況が今年に限らずずっと続いたとしてファンは確実に減るとは思うけど、自分がファンを一切やめるかというと、辞めない可能性のほうが高い気はする(断言はできないけど)。
今の日ハムはファンに色々な面を問われているように思う。今のようなチーム状況に嫌気が差してファンを辞めるのも一つだろうし、文句を言いながらもファンを続けるのも一つだろうし。球団がファンの気持ちに対して関心が無く、お金のやりくりしか興味を持ってない状況が続くのは正常とはいえないことではあるが。