日ハムは明らかにパリーグの6球団の中では浮いてしまっている。この球団だけが昔の不人気時代のパリーグの球団のように客が入ろうが入らなかろうが別にどっちでも構わないという球団運営をしている。
当時はそんな感じで客が入らないと赤字垂れ流しの運営になってしまっただろうけど、景気がよかったこともあるし親会社の補填で何とかなっていた。今はそういうわけにはいかないはずなんだけどパリーグの人気自体が以前より上がっているから、日ハムが一球団だけ昔のような客が入ろうが入らまいがみたいな運営をしても、他球団の人気にあやかることができる。
仮にファンの多くに愛想をつかれたところで、対戦相手のファンが球場には来てくれるし、現実的に無観客にはならないだろうし。とにかくコストを抑えることを徹底しているから、観客動員が下がることを一切心配していない。
NPBからすると、この方針は球団保有の資格があるのかないのかというレベルの話だけど、現実的にそれを指摘することはないだろう。本当にファンすべてに愛想をつかれるなんてことはないし、東京時代の日ハムも人気が無かったとはいっても球団を運営はできていたわけだし、その頃に戻るようなイメージで今後も運営を続けていくんだろう。
