浅間が1軍で久しぶりにスタメンで出たけど5打数無安打だったことで、結構批判をされている。その結果だけで批判されるのはちょっとどうなのかという気はするけど、いい結果が出ないことはある種今の彼の技術とも感じてしまう。
彼の2軍の成績自体は打率、出塁率ともに高く（規定にはやや到達してない）、数字だけを見ると1軍に昇格するに値するといえる。ただその内容はあまりいいとは自分には思えなかった。
2軍の試合では難しい球を追い込まれる前から打ってそれをヒットにしてしまうことが多かった。2軍レベルでは彼の打撃センスならそういう形のヒットを増やして成績が残るのだけど1軍レベルではそれは難しい。それがこの日の5打数無安打に繋がってしまう。
打撃フォームも癖が強いし、1スイングごとにスイングが変わってしまう（清宮もその傾向がある）。高濱や樋口のほうがフォーム、スイングが安定しているし、打つべき球をしっかり待って打てているので打撃の安定感では差が出てしまう。
浅間は高卒1年目から1軍でチャンスを多く与えられて結果を出していたけどそのことが、癖が強い打ち方、センスに頼った打ち方になってしまい、今の不安定な打撃に繋がってしまっているように感じる。
多分今後浅間に出場機会が与えられても安定した結果を残すことは難しいと思う。浅間が本当に1軍に定着する選手になるならフォーム、スイングを見直してバッティングを作り直す必要が自分はあると思う。今のままだと1軍、2軍をいったりきたりで終わってしまう可能性がある。
