ファームの成績から見る選球眼考

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高濱は昨日の2軍戦で2打数2安打2四球で打率、出塁率共に上げている(画像は一昨日までの数字)。今の出塁率は.441と高い数字になっている。2軍で好調な樋口(今は1軍帯同中)、高濱、今井は総じて出塁率が高いけど、これはフォームに癖が無いことがボールの見極めに繋がっていると思う。

 

野村は怪我で離脱期間が長かったが、彼もフォームが安定しているから選球眼はいいほうだと思う。この4人が2軍の中では技術が優れている選手だと思う。

 

万波は今の時点ではフォームは安定はしていない。その中でボール球に絶対に手を出さないように見極めようとしているけど、変な力みにも繋がってしまっている(近藤流にいえばボールを見過ぎてしまっている)。フォームに癖がある中でボールを見極めるのはどうしても難しくはなってしまう。

 

上で挙げた4人は自然体の中でボールを見極めているように見える。最初の構えの時点で力みが無く安定して立てている選手とそうでない選手では、ボールの見え方は違ってきてしまう。

 

それ以外の選手でいうと浅間は出塁率も含めて2軍の成績はいいし、清宮は昨日は2回四球を選んでいる。だから二人の選球眼もよくなっているという評価が多い。でも自分の中では二人はまだフォームに癖が強く見えるから、ボール球の見極めも力みが入っているように見えてしまう。

 

これはそういう風に見えてしまっているだけで、二人とも選球眼がよくなっていて今後の打撃も安定していくという形なら全然いいんだけど、なんとなくそんな感じに映らない。こういう素人の見方を覆す飛躍を浅間、清宮が今後の試合で見せてくれるか。