日ハム打線に必要な技術と対応力と精神力、野村と高濱

野村の打席を見ると、1軍の経験がほとんど無くても、癖のないフォームからの技術、対応力があれば1軍の投手相手に打つことができるんだなと思った。そしてそれを持ってない選手が1軍にも結構いるということも思った。

 

野村はあと50打席とか100打席1軍相手に経験できればレギュラーとそん色ないくらいの技術、対応力が身についたのではと自分は思った。実際はやってみたらまた大きな壁に当たったかもしれないけど、多分個人的予想では対応力ですぐに壁を越えられたんでは無いだろうか。

 

残念ながら野村は長期離脱なので、1軍で今後経験を重ねたらどうなったかはわからない。ただ先日支配下になった高濱も高い技術と癖の無いフォームを持っている。練習試合レベルでは1軍クラスの投手相手に3安打したり対応力の高さは見せていた。

 

ここ2年の彼の不振の理由が個人的にはわからないから、それが今後1軍の試合で出ないとは限らない。ただ彼は一度育成に落ちてそこから必死にもがいて支配下に返り咲いたという経緯がある。

 

野村が5カ月の怪我から帰ってきたことと、ある種似たところがあるのではないだろうか。今の日ハムの野手に必要なのは彼らのような癖の無いフォームとそこから来る技術と対応力。そして逆境に負けない精神力だと思う。

 

高濱は多分それを持っていると思う。だから首脳陣は積極的に彼にチャンスを与えてほしい。