ビヤヌエバ、清宮、王について

ビヤヌエバは今日ホームランを打ったが、今後活躍が期待できるのかというと個人的にはうーんと思ってしまう。フォーム、スイングの軌道は外目のまっすぐか、浮いてきた変化球以外はとても捉えられそうになく映ってしまうし、そこ以外を攻められると苦戦する可能性は高いと思う。

 

だからこそ今日のホームランを打った日は勝ちに繋げないといけなかった。清宮、王の打つほうで貢献しないといけない2人が共に打率1割前後じゃそらチームの得点力が苦しくなるのは当然の話。

 

そのことに対して、自分は実績の無い二人を当てにせずロメロを獲得しろとずっと言い続けたけど球団は動かず、この二人の出場機会を優先。で結果がどうなのか。そして結果が悪いときにこの二人に技術的なアプローチがあるのか。

 

それに対する答えは全く何もせずというもの。それを指摘するような人もほとんど見受けられない。栗山監督に再度監督の要請をするに当たった条件として、補強をしっかりやるというものがあったけど、結局はうやむやになって清宮と王を結果に関わらず試合に出せという丸投げのもの。

 

普通に考えると滅茶苦茶な話なんだけどそこを突っ込むような記者とかはいないし、それが普通のことのように捉えられてしまっている。そのことも近年の日ハムの低迷の一因なんだろうと思う。結果が出ない選手に対して、何か技術的なアプローチをするわけでなくチャンスを与え続ける。

 

若手のチャンスを減らすような補強はしない。そのことがチームとしてのジリ貧に繋がってしまっている。日ハムの編成は何か選民思想のようなものを持っている。ロメロみたいに実績がある選手を取って戦力にする考えは無く、他所じゃ育成できないような選手を育てて一流にできるのがウチなんだみたいなところがあるんだろう。

 

でその結果いまのチームがどうなっているんだっていう話。