現在の打線考、補強の在り方

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投手陣は先日大量失点したからといって、そこまで不安という感じではなかった。個人的には課題は野手陣のほうに大きいと思っている。上位5人のレギュラーは状態に差はあれど力はあるし、サードの野村も2年目でも経験を積ませていくことに異存はない。

 

問題はそこ以外。清宮は相変わらずフォームが迷走し、結果が悪いだけでなく内容も酷い。石井も結局デビュー年から打撃の成長が見えてこない。清水、宇佐見はレベルの高い正捕手争いとはいえる感じはしない。

 

王柏融も公式戦に入ると去年と違うところがあるように思えない。本拠地に戻ることで好転してくれる選手がいてくれることを期待はしたいけど、急に打ち出す選手がいるとはあまり思えない。

 

オフ期間に清宮、王に危機感を持たせるためと選手層の厚みを増すためにロメロかゲレーロの安い方を獲得すべきとずっと書いていたけど、日ハムは清宮、王の出場機会の確保と資金の節約で補強はせず楽天がロメロを獲得。

 

ロメロの年俸は6000万とかいう話なので、日ハムが獲得に乗り出せば可能性は十分あったと思うけど、チーム方針的に動くことはなかった。仮にロメロを獲得していたら打線の編成は雲泥の差があったと思う。

 

そういう補強をしなかったことで今後もDHに入る清宮、王の成績が伸びないことが得点力の低迷に直結するシーズンになる可能性は高いといわざるを得ない。