我慢と見切り

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今がチーム全体で我慢の時期なんだろうと思う。ただ我慢するところと見切りをつけるべきところは出てきているようにも思う。先発ローテに関しては基本今の形でもう一回行きそうだけど、加藤は次がラストチャンスだろう。

 

野手のほうはどうか。上から5人がレギュラーといわれる選手で大田は調子が上がらず正直足を引っ張っているところはあるけど、実績から見てどこかで復調すると思う(今の調子で2番はないが)。

 

問題はそれより下の選手。野村は2年目で当然壁に当たることは多いけど彼は1軍で起用し続ける意義がある選手だと思う。彼が疲れてきたときにサードを別の選手の起用という形で基本サードは野村でいい(ビヤヌエバが復帰したらどうするか。ビヤヌエバサード、野村DHでもいい)。

 

ショートは怪我人が多く石井一択という状況だったけど、正直全く期待感には届かない内容。平沼が2軍である以上石井か復帰した中島の2択なんだけど、今後好転する気がしない。

 

キャッチャーは清水、宇佐見が正捕手を争っているけどこっちも両方全く物足りない。DHの清宮と王柏融もそう。今ポジションが固まっていないショート、キャッチャー、DH全て誰も抜け出てくる選手がいないのは去年と全く同じ状況。

 

我慢するところと見切りをつけないといけないところが野手はあると思っているけど見切りをつけようにも代わりの選手がいない。一つ言えるのは今の日替わり状態のフォームの清宮の1軍の起用だけはプラスの面は0と言い切れること。

 

せめて1年目に2軍でホームランを量産していたころのフォームなら我慢する価値はあったけど、今のフォームの清宮を1軍で起用し続けるのはチームの低迷に直結してしまっている。気づいている首脳陣がいないわけはないと思うけど、このままの状況が続くならチームの上昇は無い。

 

だからDHに関しては王柏融かビヤヌエバが戻ってきたら野村とビヤヌエバで併用だったり、中田、近藤辺りを休ませたいときに使う形しか今は無いだろう。清宮がそこに入るのだけは無いし、それをしていたら今シーズンは去年と大差ないシーズンに終わるだろう。