今年の8月に大きく成績を落とした理由がなんなのか。投手陣に関しては、マルティネス、上沢離脱で先発の柱を2本失ったことと、新外国人が機能してないことが、大きく響いて数字を落としたが、これはしょうがないこと（数字を落としたといっても他球団と比較してそこまで悪いわけでもない）。
問題が大きいのは明らかに打線。これは外国人野手の編成をOPS .650に満たない王柏融だけにしていることが、他の打者への負担増になり、なおかつ4番の中田が手の怪我で機能しなくなったことが8月に大きく成績を落とした原因だろう。
で今のところ外国人の野手の補強は OPS.711 のビヤヌエバだけ。ということは来季の外国人野手の編成は OPS.711のビヤヌエバとOPS.647の王柏融だけになっている。今の補強で終われば打線の来季の編成は今年と大差ない。
普通の戦力分析をすればそれで優勝争いができる戦力が整っているとは判断はしないはずだが・・・。BOSがただ全体の総年俸を抑える（外国人を抑えた分を日本人に回す）だけのためのシステムなら、そういう編成だろうけど、あくまで優勝を狙うためにチーム編成をするなら、この補強で足りないのは数字的にも明白だろう。
