ビヤヌエバ退団か バーヘイゲン残留か 王柏融から見る来季外国人編成考

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この時期の退団、残留は話半分だと思っているけど、普通に考えればビヤヌエバは残す理由が無い。でも安くつくという理由で球団が「怪我や体調不良もあって彼の力を発揮させてあげられなかった。来季は彼の本来の力を出せるようにサポートしたい」とかなんとかいって、まだ残る可能性はあると思う。

 

バーヘイゲンも彼クラスの力があればアメリカのオファーと日本のオファーで天秤にできるだろう。それなのに簡単に残留濃厚になるとも思えない。だからこの記事の真逆のことが起こっても別に驚かない。

 

日ハムの外国人は2年連続12球団で一番戦力になっていない。これはフロントの評価としては最低レベル(12球団で一番悪いといっていい)。来季に関してはもうそこはやってくれるものと信じるしかない。

 

王柏融は言っちゃ悪いが不良債権そのものになっている。ヒット一本打っただけで素晴らしいよくやったみたいな立場になってしまっているが、彼は高卒ルーキーか何かみたいな選手なのだろうか。さすがに助っ人外国人で来た立場で2年連続この成績は擁護も何も無いし、連れてきたスカウトの責任は当然問われるべき。

 

彼に外国人枠一つを割くことが編成を狭めチーム低迷の大きな理由の一つになっている。正直なところ彼を契約解除したところで責められるいわれもないくらいだろう。日ハムのフロントは優しいし、対外的な信用問題も大事だからそれは無いだろうけど、来年も彼を1軍での起用ありきでチーム編成するなら、チーム低迷に直結する可能性は極めて高い。

 

結果が出ないなら2軍に落としたり、彼がいないもの(枠の一人として考えない)として外国人野手を補強、編成するならまだましなんだろうけど、それをしないのが今の日ハムのフロントだろう。

 

来季も今年同様王柏融を含めて外国人5人の編成なら、それは実質外国人4人体制と同じ。その4人の中でロドリゲスのように怪我人が出たらそれは実質外国人3人体制と同じ。その3人の中にビヤヌエバのような実力の選手がいたらそれは実質外国人2人体制と同じ。

 

マルティネスに関しては実績があったから彼を勘定に入れないことはもちろん無いけど、彼も機能しなかったんだから、今年の外国人はバーヘイゲンの孤軍奮闘になってしまった。