フロントの算数、外国人編成に携わる人間の責任

去年はチーム本塁打数がリーグ最下位。外国人野手の本塁打数は王柏融の3本だけ。だから来季に向けて新たに外国人の本塁打を打てる選手を補強しないといけない。

 

だから巨人でサードを守ってホームランを8本打って打率は2割2分のビヤヌエバを獲得。

 

結果的に今年の外国人の本塁打数は

 

王柏融の2本+ビヤヌエバの4本=6本

 

去年の外国人の総本塁打数3本が今年は6本に増えたので補強はうまくいった。算数としては間違ってはいない。まさかこんな小学生の算数レベルの発想でチーム編成をしているとは思ってはいないけど、結果だけ見るとそうだし、この算数レベルの結果になるのはシーズン前の時点では相当の人が予想していたと思う。

 

王柏融が今年こそ覚醒する、ビヤヌエバが今年こそ覚醒する、清宮が今年こそ覚醒する。そんな考えでチーム編成しているので、彼らが全員こけたらチームがこけるという結果に終わってしまった。

 

優秀なアナリストさんを何人かフロントに入れたといわれているけど、小学生の算数レベルのチーム編成しかできない人を評価はできないだろう。アナリストがチーム編成に関わる割合は相当低いだろうけど、多少このチーム編成だとこういうチーム状況になりかねませんよくらいのことはいってもいいと思う。

 

多分チーム編成に携わっているフロントの人の何人かが主導で外国人の編成をやっているのだろうからアナリストの責任を問うのはあれかもしれない。去年、今年と外国人がほとんど機能してないことの責任は担当者が取らないなら延々に今のようなチーム状況は続いてしまうだろう。