今井、万波の2軍成績、フォームの不安定さ

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1年目の育成樋口がイースタン首位打者を独走状態の一方、今年1軍キャンプに帯同して練習試合から多くチャンスを貰っていた2年目万波、4年目今井は共に打率が2割ちょっと。

 

樋口と対称的な状態。2年目、4年目の選手に伸び悩みというのは早すぎるんだけど、二人の結果が安定しない理由はやっぱりフォームにあるように思う。樋口は綺麗なフォームというわけではないけど自分の形を持っている。似たイメージとしては浅村のような感じ。

 

万波は誰かお手本になるようなフォームがあるかといったら思い浮かばない。今井は去年の秋ごろは綺麗なフォームでホームランを量産していたけど今はそのときともまた違うフォーム。彼は考え込むタイプなのか、月ごと週ごとにフォームが変わっているような印象。

 

何度も名前を挙げるけど2年目の野村は怪我で5か月リハビリだったのに、今年は開幕からスタメンを張り結果を残してチームに大きく貢献。これができたのは自分のフォームを開幕までにある程度固めることができたことが大きかったと思う。

 

今井、万波は4年目、2年目だし全然まだチャンスは多くあるんだろうけど2軍とはいえフォームが固まらないまま年数を重ねると、結果が出ないことが焦りになってしまい悪循環に陥る可能性はあると思う。

 

この二人は1軍キャンプに帯同になったことを見ても球団は期待を大きく持っている選手。でもそういう経験をしたところでフォームが不安定なままだとその経験が力をつけることに繋がらない可能性もある。

 

2軍だったら日替わりでフォームを変えながら試合をしてもぜんぜん構わないと思うけど、今のフォームだと今のような成績が続いてしまう気がしてしまう。野村や樋口を見ると余計にそう思えてしまう。今は動画を取ってその場でフォームチェックができたり、いい選手の動画を簡単にたくさん見て参考にできたりする。

 

おかしな話かもしれないけど、野村とか樋口のような選手がどういう風にフォームを作ったのかを参考にして自分もフォームを作るということが一つの方法なのかもしれない。