日ハム対ロッテ

結果はもうなるべくしてなってると思う。毎年のように主力が流出していて、それを若手の育成と外国人の補強だけで補うやり方は、どちらかでもうまくいかないとチームは厳しいのに、今年は両方うまくいっていない。

 

今年成長してチームに欠かせない選手になっている渡邊だけど、彼はチームの7番目くらいのポジションで勝ち負けをあまり背負わず伸び伸びプレーしてほしい選手。ただ球団が毎年のように経験、実績のある選手を放出する結果、渡邊がチームの中の5番目くらいのポジションでプレーしないといけなくなっている。

 

これではなかなかチームとしての力が出ない。渡邊がプレッシャーを感じながらプレーしないといけない環境になっているのは、自分的にはちょっとおかしいかなと思う。消極的にプレーをするなと批判されていたけど、主力がバカバカ抜けるチーム編成が彼のプレッシャーを増しているところもある。

 

ロドリゲスが崩れてしまったけど、最近安定した内容が多かったのであまり責めることはできない。ロドリゲスは本当なら、有原、上沢、マルティネス、金子、加藤の次くらいのポジションで先発として投げさせたい投手。彼も投手陣が怪我や、スカウトの不発で、機能してない投手が増えてしまった分プレッシャーが大きくなってしまった。

 

渡邊やロドリゲスのようなまだ経験の浅い選手が凄くプレッシャーのかかる立場でプレーしないといけない状況が今のチーム状況の現れのように思う。彼らはキャリアからすれば満点に近い成績を残してくれている。

 

何度もいっているけど今の低迷するチーム状況は経験、実績豊富なレアードの放出による戦力の低下、上沢、マルティネスの怪我、外国人補強の失敗が全ての発端になっている。そこをしっかり認識して来年以降のチーム作りに生かさないと、来年も同じようなチーム状況が続いてしまう。