クローザー、セットアッパーについてを中心に中継ぎ考

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最近の試合を見てるとセットアッパーの池田やクローザーの田中正義の失点で落とす試合もある。ただこれは二人ともに中継ぎの厳しい場面での経験が豊富なわけでは無いので、仕方ない部分もあると思う。

 

中継ぎというのはどうしても負担が大きいポジションなので、経験が少ない中でそこを頑張っている投手を責めることは個人的にはできない。

 

明らかに他球団より終盤に競り負ける試合が多いから、二人に頑張ってほしいという気持ちはもちろんあるが、結果が出なかった時にそれを責めるのはさすがに酷かなと思ってしまう。

 

他球団では昨日だけでも山崎康晃が逆転されたり、山崎颯一郎がピンチを作って宇田川に交代したり、モイネロが手術することになったり、8回9回を任せられている投手は、やっぱり負担が大きいところ。

 

ここを日ハムとしてももっと安定感を増していくというのは今後も課題にはなっていくと思う。今ファームで経験を積んでいる柳川、畔柳はいきなり来年は難しくても近いうちにそこを投げられる素質はあると思うので、しっかり育てていかないといけない。

 

外国人投手もそこを任せられるレベルの投手をなんとか獲得してほしい。それができれば層が厚くなって安定感も自然と出てくるようには思う。現時点でも中継ぎの防御率はリーグで一番いい。

 

この理由は先発が長く投げて敗戦処理の投手が投げることが少ないことがまずは大きい。そして中継ぎ全体的に防御率のいい投手が多い。ただ絶対的な中継ぎ投手がいるわけでは無いので、終盤に1失点とかしてしまいそれが負けに繋がることが多い。

 

セットアッパー、クローザーが防御率1点台前半みたいな形を作れれば、終盤の勝率も上がってくるだろうけど、経験が浅い田中正義、池田にそこまでを求めるのは難しい。今は二人が経験を積んで実力を上げてほしいし、畔柳、柳川がそこに食い込むくらいの力を付けてほしいし、そこに食い込める外国人中継ぎを探して獲得してほしい。