火の車の経営状況に追い打ちをかけるのが、北広島市に移転する新球場の建設費用である。
「広大な土地代はタダですが、上物だけで総工費600億円と言われる。大谷翔平(27)やダルビッシュ有(35)のポスティング譲渡金を充てましたが、10%程度にしかならない。残りは中国の投資ファンドからの借金。これからローン地獄ですよ」(球団関係者)
一部日ハムファンは札幌ドームにいるうちは札幌ドームに搾取されるから補強はできない、移転すれば搾取が無くなって補強できるようになるという。
だけどこの記事を見る限りというか見なくても新球場建設の費用があるのに、移転したら補強費が増えて補強できるようになるなんて話になるのかと思ってるファンはいたと思う(自分もそう思っていた)。
仮にこの記事通りだとしたら新球場移転後も馬鹿の一つ覚えの主力放出と補強は最小限の最小限というチーム編成を繰り返すことになってしまう。新球場になればお金が増える(補強もできる)と考えるファンに水を差したくはないけど、そう安易にいくとは思えないのが個人的な感想。
この球団は新球場建設の借金を返済しきるまでは、話題性のある新庄氏を監督に祭り上げて、あの舐めたチーム編成を続ける気なんだろうか。ゴシップ誌による信ぴょう性に欠ける記事といってしまえばそれまでなんだけど。
とはいえ、新監督が誕生しようが、大きな補強を望めないチーム事情では、劇的な浮上は難しい。むしろ勝利は二の次、負けても収益アップを見込める、プロ野球の新ビジネスモデルとなるかもしれない。