五十幡の足の速さは凄い武器であると同時に怪我のリスクが高くなる諸刃の剣のようなもの。NPBの球場は人工芝が多いので彼の足だと、怪我のリスクはなお高くなってしまう。ただNPBの球場も天然芝のものがあって甲子園、広島のマツダ、楽天生命パークの3つが今は天然芝で、日ハムの新球場が4つ目になる。
彼の足は天然芝の球場だと怪我のリスクが減って潜在能力が存分に生かせると思う。だからこの4球場が本拠地の球団はどこも五十幡を獲得する価値があったと思うし、それ以外は五十幡を獲得する価値が多少少なくなっていたと思う。
阪神は近本、楽天は辰巳、オコエなど足を武器にする選手がすでにいるので五十幡を獲得する意味があまり無かったかもしれないけど、広島はセンターがころころ入れ替わっているイメージなので仮に日ハムが取らなかったら広島が一番五十幡を取るに適した球団だったように思う。
でも実際日ハムが五十幡をスルーしたとして、広島が五十幡を取ろうとしたのかどうか。広島は今は野間がセンターを守ることが多いが彼は年齢的には西川遥輝と同学年だし、五十幡を取るのは理にかなっていたように思う。ただなんとなく広島の編成の傾向的にバッティングをあまり評価して無さそうな五十幡はスルーして、投手を取っていた可能性が高かったんだろうか。
