今月の試合振り返り  オーナー、フロントが考えるチームの優先事項

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今月の試合を振り返ると4、6、14、16,18、23のような打線が1点以下しか得点できないような試合は打者の力不足や相手投手の力量である意味力負けと受け入れられる(高年俸を貰っている主力野手の責任は当然大きいが)。

 

上沢は3日は7回に粘り切れず負けたがそれ以外は試合を作ってチームを勝ちに導いている。7日の伊藤の試合は7回に逆転されたけどこれは守備のミスが絡んでいた。

 

8、11、20、21、25の試合は後ろの投手がリードをひっくり返されたり、守り切れず追いつかれた試合。打者の不振と守乱、後ろの投手の乱調が明らかに今のチームの低迷の理由だし、チームの中で唯一機能しているのは先発陣といえると思う。

 

先発陣も他の選手同様の成績だったらもっとチームは低迷している。でチーム、球団としてこの状況にどう対応するかといえば既存戦力の復調を待つだけ(戦力補強で1000万未満の年俸の投手を二人トレードで獲得したがそれを補強と呼んでいいのか)。

 

強力な外国人リリーバーがチームに一人いたなら、後ろの安定感はずいぶん違っているし、チーム成績も変わっていたと思う。って普通の人は思うと思うんだけどこのチームのフロントなのかオーナーなのかは、金を掛けてチーム編成してチーム成績を向上させたところでそれに何の意味があるのかという考えをしている。

 

このチームのオーナー、フロントはプロスポーツの運営をどう考えているのか。勝つためにお金を使ってチーム編成をすることよりも、勝ち負けはどうでもいいから最低限の予算でチームを運営して、所属選手に出場機会を多く与えることのほうが選手は喜ぶ。結果選手もフロントもおいしい思いをするし、チームがいくら負けようがそんなことはどうでもいいとそんな発想になる。

 

仮にお金を掛けて外国人リリーバーを取って活躍してチーム成績が上がったところで、コストが多く掛かるし、外国人の出場機会が増えれば結果日本人所属選手の出場機会が減る。チーム成績の向上より、コストの削減、所属日本人の出場機会確保を優先してしまうのがこのチーム。