日ハム対オリックス、ふがいない野手陣

今のチームは投手はよく投げてくれている。弱い原因は野手のレベルの低さに尽きる。今日に限った話では無いし、今後変わる可能性があるとは思えない。今後本拠地中心の日程になるからそこで状態を上がることに期待はしたいけど、状態うんぬんじゃなくて技術の低さ、メンタルの弱さというのは早々変わることは無いだろう。

 

だからこそ去年から補強をしろとっているのだけど、球団は頑なに外部の実績がある選手を取ろうとしないし、その分出場機会を得ている若手が一切成長をしないしチームとしてずっとジリ貧に繋がっている。このまま最下位で終わったとしてもチームが今の方針を変えることは無さそう。

 

投手はルーキー河野が7.1回119球を投げて2失点に抑えてくれて素晴らしかったけど、ローテ4周り目のエース有原を95球で降ろして、ルーキーでローテ3周り目の河野を107球で降ろさないのは個人的には理解不能

 

経験を積ませたかったのか、中継ぎの負担を減らしたかったのか。後者だとしてその役割を有原でなく河野に任せたならちぐはぐな采配としか思えない。河野が次の登板で若干間隔を空けるならまあわかるけど中6日で投げるとして119球投げさせてコンディションを維持できるのだろうか。

 

仮に中6日で河野が次に投げてパフォーマンスを落としていたら、首脳陣の采配としては最悪だろう。投手陣は野手陣がずっとふがいないから常に苦しい登板になるしそれが実力をあげることに繋がっている投手もいる。一方野手陣は結果、取り組む方に関わらずずっとチャンスを与えられるから、一切レベルが上がってない。

 

清宮は昨日ホームランを打ったから5番で試合に出ていたけど、またフォームが昨日と違っているように見えた。これに対して誰も指摘をしない。2年目の野村のほうがフォームをしっかり固めてプロの選手として1軍の試合に出ていたし、清宮はお坊ちゃまが試合に毎日出させてもらってるだけのようにも見える。清宮だけが若手でチャンスを与えられているわけでは無いけど彼の現状が今のチームの低迷の現れに思えてしまう。