野村の技術、5カ月の怪我後のフォームの安定、清宮との比較

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野村は2年目とはとても思えないくらいの対応力、技術があると思う。打てた相手が則本、バンデンハーク、森唯斗と一流の投手ばかりだし、このホームランを打った二保も昨日は楽天相手に好投していた投手。

 

今年の残した数字だけ見ると大したことないようにも見えるけどこれはデビューから数試合ヒットがずっと出なかった影響が大きいし、一本出て気持ちが楽になってからはコンスタントに打つようになっている。

 

今日ハムの打線が状態が悪いというけど、単純に技術、対応力が無いだけといえる部分は正直ある。2年目でまだ1軍の経験が不足している野村に技術で負けているような選手も中にはいると思う。

 

それくらい野村は2年目でしっかりした技術があると思うけど、その土台になっているのは癖の無いフォームだと思う。野村の1年目の印象は前評判ほどぱっとしないなというのが正直な印象だったし、粗削りながらドラフト下位の万波のほうが2軍では印象に残る打撃が多かった。

 

そうしてるうちに野村が股関節の脱臼で5か月戦線離脱して、これは色んな意味で時間が掛かるだろうなと思っていて帰ってきて2軍の試合に出るようになったら、フォームが前より安定してバカバカ打ち始めた。

 

5か月の間に鈴木誠也や内川のフォームを研究したらしいけど、確かにそういう選手のフォームに近くなった印象は受ける。彼のフォームだったり、打席の内容を見ていると1軍でいい投手相手の対戦を経験するほど対応力を増していくのではと思えるものがある。

 

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上の動画を見ても野村の怪我前と後ではフォームの安定感は全然違っている。

 

ただ1年怪我なく1軍で戦える体というところは彼には一番足りないところだろうから、今はそこを作っていくことが大事だろう。技術的にはもう日ハムのレギュラーとそん色無かったり、上回っている部分もある。だからこそ1軍の経験を積ませたかったけど今は難しいので体つくりに専念してほしい。

 

でどうしても比較されてしまうのが3年目の清宮だけど、彼の成績が安定しなのは何度もいっているけどフォームの癖が強いせいで、いい投手になると対応が難しくなってしまうことが理由だろう。ホームランを今年2本打っているけど最初のは津森、2本目は澤田とレベルが一線級より落ちる相手にしか打てていない。

 

多分ある程度の1軍の投手が2年目野村と3年目清宮どっちが抑えやすいかといったらほとんど清宮のほうだというと思う。1軍の打席数は400以上清宮が多いのにそういうことが起こるのはフォームの癖のあるなしが原因になってしまっている。

 

それを清宮と首脳陣がどう考えているか。多分昨日ホームランを打ったことで今後も多くチャンスが清宮には与えられるだろうけど、多分チームの勝ちに貢献できるようなことは増えないんではというのが今の自分の見解。それを覆してくれることを期待はしているんだけど。