投手の選手層、有原、鍵谷の復活

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去年のシーズンは、大谷、増井、マーティンがオフに抜けたことで、投手の層が一気に弱くなって残った投手への期待がより高くなるシーズンだった。有原はエース格として、鍵谷はブルペンの柱として、大きな期待が掛けられていたし、二人もそれに応えるためにオフから凄くトレーニングを積んでいたと思う。



多分それがちょっとオーバーワークになって、シーズン前の故障に繋がってしまったのではないだろうか。前年に1年フル回転していた疲れも故障に繋がったのもあるだろうし。結局その故障でシーズン前に十分な調整ができなかったことが、1年パフォーマンスが低調に終わった大きな理由に思う。去年チームとしては投手陣はある程度頑張ったなと思うけど、終盤に失速してしまった。



その理由の一つとしては1年主力として戦力になってほしかった有原、鍵谷の不調があったと思う。たらればだけど二人がキャリアハイに近い数字を残していたなら、シーズンの結果が変わっていた可能性はあったかもしれない。



今シーズンは投手陣が終盤失速した結果を受けて、層を厚くするためにフロントが十分な補強に動いた。ただそれで投手陣が安定するという保証があるわけではない。去年期待に応えたとはいえなかった有原、鍵谷の復活があれば、投手陣の厚みはそれだけでかなり変わってくると思う。有原、鍵谷二人とも前年にシーズン前に故障した反省を生かして、開幕までに万全の体調で臨めるような調整をしてくると思う。



それがうまくいけばキャリアハイに近いパフォーマンスを出せる可能性はあると思う。仮にそれができなくて最低限の数字としては有原は規定投球回を投げて防御率3点台、鍵谷は50試合登板で防御率2点台。これを二人ができるなり、あるいはどちらかだけでもキャリアハイに近い数字を出せれば、補強は関係なく投手陣の厚みを増すことが出来る。去年活躍した投手陣がそのまま同じように活躍できる保証はないので、そのときに有原や鍵谷の復活でカバーできる体制を作ってほしい。