打線の軸西川、大田、近藤、中田のキャンプ

打線の軸になってほしい西川、大田、近藤、中田の4人が1年ある程度大きな波や離脱が無く安定したパフォーマンスを発揮することがチーム状態を安定することに繋げられると思う。そのためにキャンプをどう送るか。

 

西川は去年のシーズンはその前の秋のキャンプで足を故障したことが響いて調整に影響が出ていたらしい。そのことが打率が低迷した理由なのかもしれない。今年は今のところ万全のようなので、キャンプからしっかり調整ができれば、2016,2017のように打率で上位の成績を残せると思う。

 

大田は時期はちょっと違うけど、2017年も2018年も脇腹の張りで調整に遅れが出た。2017年は開幕にはいなかったし、2018年も開幕からしばらく調子が上がらなかった。今年はその二の舞にならないようにケアをしていい形で開幕を迎えられれば、スタートダッシュを掛けられると思う。

 

近藤は腰の不安があったものの去年はキャンプは順調にいったし、開幕から絶好調をキープしていた。ただふくらはぎの故障や、指の怪我、終盤の体力不足から失速で成績が落ちることがあった。今年は去年の経験を踏まえた上で1年戦える体力作りを重視してのキャンプになるだろうけど、首脳陣の起用も多少は休みを挟んだり、DHを挟んで疲労の軽減に繋げてほしい。それができれば3割5分前後の数字は残せる可能性がある。

 

中田はキャンプで肩の炎症になったとき本人は打撃に影響は無いと言っていたけど、開幕から調子が上がらなかったのを見ると、少なからず調整に影響は出ていた気がする。中田も怪我に気を付けてキャンプをやりきるということが一番のテーマになると思う。

 

去年の中田は9月に急に失速してしまいそのままシーズンを終えてしまったので、1年パフォーマンスを維持できるかが、今の大きな課題になっている。今年は去年以上に体重を増やしているそうだけど、そのことが1年パフォーマンスを維持する上でどう影響するか。また終盤パンクしないか心配な部分があるけど、その辺は本人のケアや、休みを挟んだりする起用法の工夫で、カバーしてほしい。

 

4人ともキャンプから調整や、シーズンの起用法の工夫次第でそれぞれがキャリアハイ更新やそれに近い成績を残す可能性があると思う。まずは怪我なく順調にキャンプを送ることに集中してほしい。4人がそれぞれいい成績を残せばそれだけで打線の破壊力は段違いのものにできるはず。