近藤再起戦に向けて

http://gbring.com/sokuho/news/2008_08/0807_pancrase.htm
http://www.kakutoh.com/pc/news/shosai.php?id=2473
瀧本の発言からわかってはいたことだが近藤が吉田道場に出稽古にいっていることが本人の口からも明かされそれは非常にいいことだとは思うが、スパーリングの相手が増えただけでは近藤の復活に直接つながる事は無い。ホジャー戦からの3ヶ月で、コンディショントレーナーをつけてフィジカルをぎりぎりまで追い込んで作り直す(イメージ的には郷野戦初戦くらいな体つきで体重は89キロ弱くらい)。そしてトップコンディションを作ったうえで、いかに動けるかという練習内容に変えてない限り、山宮戦、ホジャー戦と大差ない試合になることは目に見えてると思う。それができているのか?

現時点での情報からはわからない。ジョシュのもとで三週間トレーニングしただけでコンディションに変化が見え、パフォーマンスの向上(一番いいときに比較すればまだまだだが)も見えるのに、日本に戻ると前の状態に戻ってしまうというのは、正直残念に思えて仕方が無い。84キロということで減量が必要になるのは確かだが、近年ではジョシュとの3週間の合同トレーニングのせいで一番コンディションがよかったROFの試合では84キロ契約の試合だったわけだし、フィジカルを追い込んで体重が多少増えたところで、このくらいの階級なら4,5キロ直前に水分で落とすのはそうは難しくは無いと思うし。

果たして次の試合で見えるのは、ホジャー戦、山宮戦と同じ近藤か、そうでない近藤か。今度の試合でもまた山宮戦、ホジャー戦と同じような体つき、コンディションだったなら、仮に勝ったとしても近藤に期待することは今後しないと思う。