近藤のコンディションについて再び記す(後にちょっと修正)

何度も何度も同じことを繰り返して書いてるのだが、あえてまた書きます。ここ1,2年の近藤のコンディションはいいときから比較して明らかに悪い。イアン戦、郷野戦、プラングレー戦、桜木戦、山宮戦、ホジャー戦。どれを取ってもいいときに比較すれば明らかに悪い。この一連の試合に共通することといえば日本での練習環境で練習をしていたということが挙げられる。ただ唯一この一連の試合に比較すればコンディションが上がっていた試合があるのだが、それが海外リングオブファイヤーでのオーガストウォレンとの試合だった。

この試合は桜木戦から二ヶ月弱の試合間隔かつ海外での試合で84キロの契約体重で体重調整も必要と、山宮戦のように日本での試合かつ試合間隔も空いた上にナチュラルウェイトの試合に比較すれば明らかにコンディション作りは難しい環境だった。それなのにそういう条件での試合だったウォレン戦がここ1,2年では一番コンディションがよかったというのは、普通常識的には考えられない。この試合に関しては上で挙げた一連の日本での練習だけだった試合との違いがあるのだが、それがジョシュバーネットのもとで3週間練習したということだ。この期間では近藤や大石がきつかっというほどのコンディショントレーニングをジョシュが二人に課していた。

それも3週間の期間だけで近藤に関してはコンディションの上昇が見られた。だがそこから日本での練習環境に戻り、試合間隔が空いた結果また一連の試合と同様の体つきに張りの無い悪いコンディションに戻ってしまった。なにがいいたいのかというと今の近藤に関しては3週間、誰かコーチをつけてフィジカルを追い込むトレーニングをするだけでコンディションが多少上がるような状態であるということ。だが今の近藤を見る限り日本での練習環境は誰もフィジカル面で見てくれるコーチはおらず多分近藤一人でコンディショニングをしている状態。そうなると一連の悪いコンディションが続いていってしまうということ。今のようにコンディショニングを見てくれるコーチをつけないままなら今のコンディションが続いていくだろうし今の状態からよくなる可能性はほぼ0だろう。

だがジョシュのもとで3週間トレーニングしただけでコンディションが上向きになるのも確かなので、誰か近藤のフィジカルを徹底的に追い込むコーチをつけて日本でも常にコンディションを上げていける環境を作れば、今までの不調はなんだったんだというくらいよくなると思う。勝手なことをいうなら近藤に関しては技術や試合運びに関してはそれほど問題は無いと思っている。コンディショントレーナーをつけて常にフィジカルを追い込んでトップコンディションを作ったうえで今の動きができるようになれば安定してある程度高いパフォーマンスを出すことができると思う。近藤に関しては目先の勝った、負けたより、作れる限界のコンディションを作り上げ、そのコンディションで今の動き、技術を出してほしい。その上で負けたならファンも納得できるんじゃないだろうか。次の試合でも今のコンディションと大差ない体つきでリングに上がったら、また煮え切らない、ファンの期待はずれの内容になってしまうだろう。また次の試合でもそんなコンディションでリングに上がるのか、3週間練習環境を変えただけでコンディションに上向きの見えたウォレン戦と同等あるいはそれ以上のコンディションでリングに上がるのか。試合結果や内容よりもまずコンディション作りでの変化を次の試合では見せてほしい。内容、結果は二の次だと思う。