近藤の次戦、近藤vsウォレンの感想など

GONKAKUのインタビューで次の試合は、三月リングオブファイヤーで相手はチームシャムロックの選手だと語っていた。チームシャムロックで近藤と同じ階級の選手といえばKyacey Uscolaという選手になるが、この選手が次の相手?竹内との試合を見たことがあるだけだが、その試合の印象は竹内がグルグル回ってた印象しか無い。前回のROFでは、三崎と戦ったことのあるジョルジパチーユマカコに判定勝ちしているし、現パンクラスミドル級王者竹内にも勝ってるので、それなりの実力者ではあると思う(ゲガールムサシ、チェールシェノンには敗れているのでトップクラスとはいえないが)。

相手がこの選手に決まったわけではないが、この選手が相手になればきっちり準備して万全の状態で試合に臨む必要はあると思う。一月のパンクラスに一時出場予定になっていたが、それをパスしてROFの試合に集中したのは正解だったと思う。ジョシュのもとで取り組んだフィジカルトレーニングの成果をこの試合でさらに見せてほしい。近藤といえば、山宮に対戦要求されているが、その試合のタイミングというのがいつぐらいになるのかも気になるところだ。

<追記>
ROFでおこなわれた近藤vsオーガストウオレンの試合の感想を。久々の金網、肘ありのルールでの試合で、金網際のタックル切りなどは若干やりづらそうにも見えたが、さほど影響は無かった感じも。顔面に肘を何発も落とすシーンはなかなか見られないので新鮮な感じがした。技術的に気になったところは、差し合いで両差しを取ってコントロールするのは相変わらすうまかった。ただ相手との身長差の分腰の位置が違うので差し合いから膝を入れるのは難しそうだった。身長差のある相手に両差しで押し込んだ場合腿への膝に集中したほうがよさそう。

1R3分くらいで、差し合いの離れ際から膝を食らっていたが、プラングレーを相手にしたときも差し合いの離れ際でビッグヒットをいくつかもらっていたし、差し合いになったら、自分から離れようとせずプレッシャーを掛け続けて、相手が離れようとするのを待つかブレイクを待つほうが安全なような気がする。ただ全体的な技術、試合運びはかなりいいと思う。

だからこそ一番気になる点としてコンディションになるのだが、桜木戦から二ヶ月弱の試合間隔で体つきには確かに変化が見えコンディションが上がってるようには感じた。ジョシュとのトレーニングの成果か。ただこのコンディションで満足してもらうとそれはちょっとなので、次戦は前の試合から3ヶ月くらい空くのでそのフィジカルトレーニングをがんがんやってさらにコンディションの向上した近藤が次の試合で見たい。日本での練習ということでまたフィジカルトレーニングの力の入れ方が元に戻ると、また前のコンディションに戻りかねないが・・・。イメージ的には、前も書いたが、カフェダンテス戦くらい背中周り、肩周りが盛り上がった体つきになってほしいと思う。近藤にはいついつに完全復活というより一戦ごとに、フィジカルトレーニングでコンディションをがんがん上げていけば、一戦ごとによくなっていくと思う。二ヶ月の間隔で成果が出るくらいコンディションが今までは落ちていたので。