http://gbring.com/sokuho/news/2008_01/0122_yarennoka.htm
三崎のサッカーボールキックが反則かどうかに関しては、私見だけをいえば完全な反則行為というわけでは無いにしろ反則に近い行為かなと思っていた。
主催者の公式見解で自分が気になったところとしては
しかし、ルール会議において選手及びセコンドには「本イベントは、旧PRIDEルールとは全く違う禁止行為のあるルールですので必ず気を付けてください、そして疑わしきは罰します」と通達していました。そうした意味においては選手サイドのルールの把握の乏しさも認識されます。
こういう発言が事前に主催者から通達されてたなら、今回の裁定にはそれなりの説得力は自分は感じる。
今後はより一層、選手には疑わしい攻撃をしないという抑止力になればと思います。
以前修斗の似た前例を紹介したがそこでも
http://www.boutreview.com/news/data/grappling/1003504695.html
SCが今回の件で解決策のひとつとして考えたのは、選手の方々には、グラウンドであるのかスタンドであるのか微妙で判断の付きにくい状態では頭部、頚部を蹴らない、いわば「疑わしきは蹴らず」であって欲しいと言う事です。
と似たような見解が後日発表されたし、競技論という意味でならあの微妙な状況をしっかり検証して裁定を覆したことは今後の総合にとっては自分にはいい判断だったと感じた。変にあの盛り上がりに水を差すな的な空気のためになし崩しではなく、しっかり検証をした上でこの判断をしたように自分は思う。多くのプライドファンはこの裁定に不満爆発のようだが・・・。
ただ当然のことながらこのノーコンテストというふうに裁定が覆った結果、谷川氏やFEGの都合で再戦案が浮上してくるのは必至だろう。すごく好意的に見れば、今回裁定が覆ったことは、興行論とかを無視して純粋にルールに乗っ取った裁定が改めて出た、あの微妙な体勢の蹴りに関しては、グラウンド状態(4点ポジション)で蹴りとして反則行為として今後扱っていけると、いいように自分には取れる。
ただすぐノーコンテストだったから、韓国ダイナマイトで再戦だとなると、裁定が覆ったのも再戦させるためありきの結論だった、興行論が優先された結果だったとも思えてしまう。実際そうなのかもしれないが・・・。私見でまた話すが、裁定が覆っても、覆らなくてもどっちにしても自分はしこりが残ったと思う。もしあのままの裁定なら、ああいう微妙な状況の蹴りを、盛り上がりに水を差してしまうとはいえなし崩しで認めてしまってよかったのかという感じで。実際問題としては裁定は覆ったわけだが、その結果、再戦となると興行論が優先された裁定なんじゃないかという疑問も残るのも事実。この辺は明日秋山の記者会見があるらしいので、そちらを見た上でもう少し考えたいが・・・。