日ハム対ロッテ、清宮をオーダーに入れようとすることの歪み

マーティンは全カードもやられているし、またやられたとなるとうーんとならざるを得ない。風が強い中で上沢はよく投げてくれたのは間違いないのだけど。問題は明らかに打線のほうだった。ヒット数はロッテは3、日ハムは8だったわけだしもう少しやりようがあったとは思う。

 

2番に渡邊を入れて彼にバントをさせてそれがうまくいかなかったことが流れを悪くしたのは正直あった。彼の打順は6番で思いっきり打たせることが調子が上がることに繋がっていたと思うし、2番に入れてバントを指示して流れを断ってしまったのはちぐはぐではあったと思う。

 

なぜこういう打順になったかというと清宮を7番に入れることで彼を2番に入れるしか打順を組みようがなくなってしまったからだろう。この日の清宮は二塁打、四球と結果を残したかもしれないけど、彼がオーダーに戻って渡邊が2番に入った試合は2点、1点と得点が延びない。

 

その前の土曜の試合は清宮抜きで2番に杉谷が入ったことで打線が繋がり、大逆転劇に繋がった。そういう風に結果として明らかに出ているのに清宮をオーダーにねじ込もうとすることが他への歪みに繋がってしまう。

 

次の試合以降も清宮をオーダーに入れるなら、こういう試合が多くなるだろう。自分からいい流れを手放す采配をしている以上、チームが本当の意味で乗っていくことは無い。