PRIDE.33予想

マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)vsアリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー

久しぶりにアリスターの爆発に期待したいところだが、最近の試合見る限り難しそう。あのビクトー、ボブチャンチンハリトーノフを倒したころの勢いをまた取り戻して欲しいところだが・・・。アローナ戦から、半年近く空いたので、ここ辺りでそれなりの内容をまた見せてくれないと、さすがにもう期待できない気がする。さすがに現時点で予想するなら、ショーグンがKO勝ちと予想せざるをえないが、アリスターの番狂わせに期待したい。

アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップ・チーム)vsソクジュ(カメルーン/チーム・クエスト・アフリカ支部

まずホジェリオだが、ショーグン戦ではすさましい試合を見せたが、それからなぜか一年近く間隔が空いて、アリスター戦では、ショーグン戦のときの強さをあまり感じなかった。そしてそこからまた半年以上間隔が空いてるので、どこまでコンディションを作ってるかが心配なとこがある。ソクジュは動画で1試合見ただけだが、今後期待できる選手だとは思う。ホジェリオのコンディション次第では、意外と苦戦することもあるように思う。ただなんだかんだで、プライドの経験の差でホジェリオが関節技で一本取りそうか。腕十字でホジェリオが一本勝ち。

三崎和雄(日本/グラバカ)vsフランク・トリッグ(米国/RAW)

まずトリッグの階級だが、元々77キロ級(その階級の最後の試合ではコンディットに敗れている)でブランク明けに、84キロで1試合しただけの選手を、もう84キロで試合してるから、三崎と同じ階級だという見方は自分はやはりできない。これは階級違いの試合だという見方を私的にはする。試合は、トリッグの総合へのモチベーションがどこまで戻ってるかがまず鍵になりそう。さすがにプライドの83キロ級でトップを目指そうとは思ってないような気がするが・・・。ただ三崎はGP王者だし、三崎一人に勝っただけで、この階級のトップを名乗れないことも無い(あくまで微妙)ので、トリッグにとってはおいしい試合ともいえるか。

展開的には、三崎はいつものように距離を取って、捕まらないようにシャドーボクシング・・・じゃなかったアウトボクシング戦法で、ポイントを稼いで優位に試合を運べるか、トリッグはテイクダウンして、パウンドを打ち込める展開にできるかというところか。三崎がずっと捕まらないように距離を保つ展開を続ければいいが、一旦組まれると意外と簡単に下になってしまうんじゃないかとも思う。下になったら、三崎がどう展開しようとするかで流れがきまりそう。変に下から極めようとしたりすると、逆に攻め込まれるリスクが増える気がするが、リスクを減らしてブレイクを狙う戦術にすると、アウトボクシング戦法で稼いだポイントも合わせてかなり安全に試合を運べそう。リスクを背負って攻めるか、あくまでアウトボクシング戦法か、それが試合の流れを決めそうに思う。ここはGP王者として、アメリカ初の試合ということで、果敢に攻めに行くが、逆に穴が大きくなってトリッグに大苦戦、パウンドを何発も食らい判定負けと予想。