菊田打倒パウロ・フィリオを掲げる

http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1168939835
菊田はあくまで、2007年打倒フィリオといってるわけで、いますぐやるとはいってないわけで。確かにすぐ次の試合でやったら、実質最強なのに、無冠のフィリオはそこまでおいしくは無い。ここで、85キロでもひいひいいってる菊田が83キロ契約でフィリオとやったら確かに保身とは感じないと思う。でも計算高い菊田がそんなすぐにやるとは思えない。フィリオに勝てそうなウェルター級の選手は、ベストのカーンんくらいで、それでも4−6で不利くらいな感じだと思うし、順当にいけば近いうちに高い確率で王者になると思うし、菊田もそう思ってるはず。そのときまで菊田は、アイスマンみたいな金魚や滝本や美濃輪みたいなおいしい相手用意してもらって、83キロに慣れつつ、商品価値を高めて、王者になったフィリオとやろうと考えてると自分は思う。

実際試合を予想すれば、83キロ契約でやれば菊田がどんなにうまく調整したところで、フィリオの独壇場の試合になると思う。ただフィリオがもし王者になってれば、菊田は凌ぐだけでも、価値は落とさずにすむどころか、下手すれば中村対ショーグンの中村みたいに上がることも考えられる。ここまで考えてこその保身術だと思う。今フィリオを指名しただけで、評価を上げたり、ブログの中身だけで評価を上げることは自分的には無い。次の相手にそれなりにリスクある試合(というかいつもそれなりのリスクある試合をするのが当たり前に思うが、なんかおいしい相手を探す、プロモーターが人気選手をプロテクトするのが当たり前になりつつあるのはどうなのかとも思うが)して、初めて多少(今までが今までだけに)評価が上がるかなってのが正直なところ。