ここまでの成績を見て、200打席近く立ってOPS.676でショートで守備が安定している水野、170打席立ってOPS.883で強肩のキャッチャーの田宮、打席数が70で少ないがOPS.960で貴重な長距離砲としての期待を持てる水谷。この3人は年齢的にもポジション的にも我慢してでも育てるという枠に近くなったと思う。
郡司に関してはサードでこの成績だと、スター候補生清宮、野村との兼ね合いもあるから我慢してでも育てるというところまでは多分いってない気がする。レギュラーが既定路線だった清宮、野村からポジションを奪っているのは凄いことだけど、成績が低迷すると清宮、野村にチャンスがまた行く可能性はあるから、上記の3人に比べれば油断はしてはいけない立場にはなる。
レギュラーが既定路線になっていた清宮、野村はポジションを与えられたことが逆に成長を妨げていたと今の成績だけを見るといわれても仕方が無いところ。トレードで加入した郡司の活躍が二人の成長に繋がることを個人的には期待しているが、停滞が長いと郡司がレギュラーでいいという球団の考えになる可能性が無いとはいえないと思う（吉田輝星のような放出が無いとは言い切れない）。
指名打者が来週から再び戻るので、清宮、野村にはまたチャンスが来ると思うが、無限にチャンスがあるとは思わず（今までの日ハムだとそう錯覚してしまう）泥臭い内容でもいいから結果を残してもう一度レギュラーを掴んでほしい。まだもたもたするなら環境を変えて上げないと難しいんではという評価も出てきてしまう。
