立野はファームに落ちてからはずっと安定した投球が続いている。8月30日の4失点は中3日での先発で崩れたのは5イニング目で4回までは完璧な投球だった。中3日で5回まで投げさせたのを見て、首脳陣というか球団の立野への評価をなんとなく察してしまうような試合にもなってしまったが。
その投球内容から次からは先発で長いイニングを投げさせると思ったらまた1イニングに戻す。この辺が不可解だったし、これは首脳陣というより球団の指示だったような気がする。
ただその後また長いイニングを投げるチャンスを与えられてそこで結果を残すことができた。上沢だけでなく加藤までも抜けるかもしれないチーム状況で、ファームとはいえ先発で結果を残している2019のドラフト2位を戦力外にするというのは普通では無いだろうと思う（この球団は普通では無いので心配なのだが）。
フェニックスも立野のファームの終盤の調子のよさを考えると、参加してそこで終盤の間隔を掴ませようというのが普通の育成に思う。ここは多分今はトレーニング期間かコンディション不良があるかのどっちかだと思いたい。
ただ前も言ったけど今の立野の球速で1軍で通用するかというとそれは微妙に思う。1軍で安定した投球をしたいならある程度の球速というのは必要。それをこのオフ期間で徹底的に取り組んで平均球速を1キロできれば2キロ増してキャンプインしてほしいと思う。
