今の日ハムの投手陣、ショートスターター考

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今月の日ハムは今のところ10勝3敗と好調だけど、先発投手で7回以上投げたのが2回、5回投げたのが3回と、先発のイニング数はかなり少ない。批判の多いショートスターターが奏功していることが、今の結果に繋がっているのは確か。


ショートスターターに批判的な声は多いし、自分もそういう面があったけど、上沢、マルティネスがいない現状では致し方ない部分がある。シーズン序盤から失敗を繰り返しながらショートスターターを試してきたことが、ここ最近投手、首脳陣が慣れてきてうまくはまることが多くなってきた。



金子、ロドリゲス、堀辺りが普通に先発ローテで回ればいいのではという考えもありそうだけど、そうしたとして安定して試合を作れるかというと、どうだろうとも思うし、ショートスターター、第2先発という起用法でこの3人を回していくことが今はうまく機能してる部分もある。


マルティネスが復帰してくれれば投手運用も大分楽になると思うけど、2軍での登板もまだという状況だし、今の苦しい投手運用を続けるしかないように思う。勝ちパターンの秋吉、宮西、石川直。それに続く井口、玉井、公文、西村らはかなり負担的には大きくなっているけど、経験が浅い石川、井口、玉井、公文、西村は厳しい登板機会が増えることで成長にも繋がっているところもある。


ここにもう一枚でも2枚でも、安定した中継ぎが加わってくれればと思うし、そういう役割を外国人投手に期待していたのだけど、故障やら不調やらで厳しい状況。今のチームへの自分の印象は、少ない駒数の中で、選手も首脳陣もよくやっているなという風に思う。残りの55試合という中で今のやりくりでどこまで投手陣が持つのかと考えると厳しい面はあるだろうけど、逆に今の状況の中でどれくらい今後やれるのか見てみたいと思う部分もある。


新助っ人外国人投手を個人的には期待していたのだけど、残り期限で取るような雰囲気もなさそうなので、バーベイトと帰ってきたハンコックが少しでも戦力になってくれることに一応期待はしたい。