日ハム対ソフトバンク、ショートスターターの是非

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ショートスターターはやるたびに裏目に出てる(4戦4敗)から、これで負けると正直モヤモヤは残る。普通に先発が投げて負けるならまだ納得もしやすいのだけど、ショートスターターは色々な意味での難しさが今は現れている。


加藤にオープナーが適しているのではというのは、自分も前から何度か書いていたけど、どうにも勝ちに繋がっていかない。ショートスターターは中4日とか中3日とかになるので長いイニングを投げようとすると難しい面がどうしてもある。それなのに調子がいいからと4イニング目を投げさせようとすると、そこで捕まったりする可能性は当然高くなる。


だから4イニング目以降まで投げさせて失点したら、それは首脳陣の責任になると思う。でも結局打たれた投手が悪いということになっているのが現状なのは納得がいかないというか。


現時点ではショートスターターはいろんな面で準備不足なところが多い。これを産みの苦しみと考えて、あくまでチャレンジし続ければ確かに何か得るものもあるのかもしれないけど、今のところはあんまり支持する気にはなれないのが正直なところ。中六日で先発ローテが投げることを軸に投手陣を回すのとは、かなりの面で違う投手運用が必要になるけど、今はそれが出来ているとは思えない。


それなのに首脳陣がこの戦術をごり押しして、投手陣全体がツケを払わされているし、野手陣にもその影響が出ているように見える。普通にやって普通に負けるより、この戦術を通して負けたほうが色々な意味でダメージは大きい。それでもこの戦術を続けるなら、首脳陣は今までと比にならないくらいの気持ちで取り組まないといけないと思う。今はそれが見えてこない。