去年と今年の日ハムの違い、この時期の結果の評価

去年の開幕前は主力が大量に流出しぎりぎりの戦力、選手層だったので、まずは開幕に全ての照準を合わせるような調整の仕方をするしかなく、1年をトータルで見た上での調整はする余裕が無かったと思う。

 

今年は去年終盤体力不足で失速した反省から、秋のキャンプ、春のキャンプで1年最後まで戦い抜ける体を作ることに重きを置いた練習内容になっていて、全体練習の時間、ランニングの量なども増えているらしい。

 

そのことが故障者が何人か出ていることにも繋がっているのだけど、それはある種仕方のないことではあると思う。

 

対外試合は今のところ全て勝っていて、内容も凄くいいものが多いことから逆に仕上がりの早さを心配したり、揶揄するような声もあったりするけど、結果はたまたまいいものが出てるだけだと思うし、今後悪い内容で負けることもあると思う。

 

今年の調整は去年の反省を生かしたうえで、開幕と1年全体を見越したうえでのものになっているはず。

 

この時期の結果に一喜一憂するのは、悪いとはいわないけどあまり意味が無いのも確かだと思う。例えば新外国人ハンコックがデビュー戦で悪い結果だったからダメ、今回三者三振だったからいいとか、バーベイトはその逆みたいな評価をしている人とか正直多く見受けるけど、なんだかなという感想を持たざるを得ない。

 

選手や首脳陣はそういう評価を一切気にしてないだろうし、開幕に向けて一番いい形で迎えられるような調整をしているだろうから心配はいらないだろうけど、もうちょっと長い目で見られるような物差しを持ったファンの人が増えてくれないかなとは思う。