修斗伝承ファイナル

石田vs廣田
石田がタックルにいく前に廣田の打撃で石田がKOされてしまったけど、石田のタックルからの展開がどうなるかもちょっと見てみたかった。川尻と石田は山田トレーナーにボクシング習ってるけどあまり防御がよくなってない印象が。最後のストップが早いんではないかともいわれるが自分的には、妥当というかあのまま続けたらもっとダメージがひどくなっていたんでは?と思った。

中蔵vs五味
五味に関しては、プライド武士道に上がっていたときは73キロという階級で一人有利になっていたように思えたので(これはプロモーターが金儲けのために変な階級設定にしたのが原因で五味に非は無いが)、そのときから五味の試合はいつも相手選手を応援していたが、今回は崖っぷちの立場でリスキーな修斗での世界王者との戦いということで変な話初めて五味に対して乗れたというか凄く五味を応援して試合を見ていた。

五味のまずコンディション的には、ケビン山崎についてフィジカルを作り直し始めているせいか戦極で70キロの戦いに戻って以来では一番いいシェイプに思えたし、まだケビン氏について3ヶ月弱くらいのようなのでまだ伸び白的にはある気もする。体重も試合当日は75キロまで戻っていたとか。プライド武士道のときは73キロ契約ということなので、76,77キロくらいで試合当日試合していたのだろうか?

予想的には中蔵の打撃技術で五味のよさが殺されるか、五味がそれを飲み込んで圧殺するかどっちも考えられるような気はしたが、五味が中蔵は癖が無く真っ向勝負で来たといっていたように相性的には五味のよさが出る相手だったのかもしれない。内容的には自分的には去年は魔娑斗vs佐藤がベストバウトだったが、それを超えるものに思えたし勝った五味だけでなく敗れた中蔵も負けられない意地が感じられる試合だった。

完全復活をアピールした五味だが、戦極とは契約が切れているようだし、この試合が日本での集大成で海外に打って出ると発言をしていたがその発言どおりになるのか、リップサービス的には思えた7月の魔娑斗戦が実現するのか。正直な話かなり五味がK−1ルールで魔娑斗とやるのは圧倒的不利なので、複雑な気持ちもあるにせよ見たいカードになってきたところもある。今のところ五味はこの話はスルーしてそのまま海外へ舞台を移しそうな気はするが・・・。