戦極第8陣

瀧本vsコスタ
瀧本はウェルター級にいっても特にパワーが落ちた感じはしなかったので適正階級ではありそう。脚関節で一本勝ちしてまた吹っ切れてくれればおもしろくなるかも。ただあまり瀧本への評価自体は自分は高くないところがあるが。

サンドロvsデニス
デニス相手に打ち合うのは危険な気がしたので打撃に付き合わずグラウンドに早く持ち込んで欲しいと思っていたらサンドロのほうが秒殺でKO勝ちした。ここまでオールラウンドにできる選手とは思ってなかったのでちょっとびっくりした。個人的にはパンクラスの王者ということもあって一番応援している選手だ。

金原vsチャンソン
金原は若干決め手に欠けるところがある気がしてしまう。1,2Rにコントロールしていたということで判定勝ちしたが、チャンソンの3Rの打撃の印象のほうが自分には大きかったので、ちょっと首をかしげる判定に思えた(戦極はラウンド毎の判定なので1,2R金原、3Rチャンソンという意味なのだろうが)。

山宮vsシャンジ
山宮は関節技は極めさせず打撃戦の展開に持ち込んでいたが最後に一発を貰いKO負けしてしまった。シャンジの打撃は荒い分、返ってもらってしまったのか、KOをしようと焦ったせいでもらってしまったのか。個人的には山宮に勝って欲しかったので残念な結果だった。

横田vsサントス
横田が打撃でポイントを稼いだ分判定勝ちしたということだろうか?これも自分にはサントスのグラウンドコントロールの印象が強かったので、意外な判定というか金原の試合同様日本びいきの判定に思えた。サントスは何度もいいポジションを取っていたのでもう少し決め手になるものが欲しかったところもあった。

小見川vsナムファン
小見川の強さが凄く印象に残った。打撃は荒削りには見えるが、あの階級ではトップクラスに思えるフィジカルとテイクダウンからのグラウンドの攻めは素晴らしかった。よく瀧本が覚醒したとかいわれたりしたが瀧本ファンには悪いが瀧本が覚醒したとか思ったことは無く(今回一本勝ちしたのを見ても)、むしろ小見川のほうが覚醒したといっていいように思える。

日沖vs牛若
日沖は間違いなく実力者ではあると思うが、ちょっとプロテクトされてる感が見えて若干応援しにくいところがあって相手選手を応援していたが、一回戦同様完封して一本勝ちした。ただ二戦とも相手選手の力に疑問も残ったので自分は小見川の一回戦、二回戦の試合のほうが印象に残った(小見川のほうが日沖より力が上だと思ったという意味ではないです)。ただこの二試合の圧勝劇でファンにインパクトを残したのも確かなのだろう。

フェザー級GPは、日沖、サンドロ、小見川の三人はかなりインパクトを残したと思うが、金原は終盤攻め込まれた印象もあってが、若干落ちる印象を持った。組み合わせの希望としては金原が日沖を挑発してたりしたが、日沖vs小見川、金原vsサンドロのほうが自分的には見てみたい組み合わせだ。応援という意味ではサンドロと小見川を応援したいと思う。