日ハムの相手先発というのはかなり厳しい相手が多いということをいわれることが結構ある。実際そうなのかそうでもないのかは意見が分かれるところだけど、戦力が圧倒的で断トツで首位のソフトバンクにローテの上位を当てるよりは、戦力がまだ不足していて2位とか3位の日ハムにローテの上位を当てる方が戦略としては無難というのはあったと思う。
そこは置いておいて、いい先発投手と多く対戦するということはチーム力を上げることには繋がると思う。ローテ下位の先発を打ち崩すというのは見栄えはよくなるが、それが打線のレベルアップ、チームのレベルアップに繋がるかというとどうなのか。
有原、隅田、早川、モイネロ、今井、小島、種市、武内、エスピノーザ、カスティーヨ、大関らとは今シーズン再三再四対戦して当然苦しい試合が多かったがそれはチームの糧になっている。
残りシーズンもいい先発投手にたくさん当たればそれはチームの経験値としては大きいと思う。週末にソフトバンクとのエスコンでの2連戦があるが、なんとなく有原、モイネロは避けそうという気がしてきた。下手に手の内を晒すよりは、CSに向けて手の内を隠すというのが戦略としては無難ではあるし。
それはそれで仕方ないから、ソフトバンクがどういう投手を出してくるかわからないが、少しでも嫌な印象を与えられるようにというのは大事になると思う。お互いがデータを取り合う試合になるという見方もありそうだが、既に20数回試合している間でもそうなるんだろうか。