日ハム対オリックス

負けたからいうみたいだけど、日ハム全体の問題点。編成、育成、スカウト色々な問題が出ている試合だったと思う。

 

昨日結果が出たから大田が調子が上がっているみたいな風潮があったけど、内容がいいわけではなかったのに執拗に2番から外さず、初回ゲッツーを2試合続けてしまい相手に流れを渡す。

 

他にも問題点を挙げたらキリがないけど、この負け方で一個づつ挙げる気力も湧いてこない。8回に昨日のミスを取り返すチャンスとして清水を出したんだろうけど、彼が出たとたん一気に相手に流れが行きそれを止めることができなかった。

 

彼一人に責任を負わすのは違うとは思うけど、球団は競争させることでなく既定路線のように2年前から彼を正捕手に据えようとしていた。それが成長の機会を奪ってしまっていたような気がしてならない。だから宇佐見をトレードで獲得したんだろうけど、宇佐見も壁に当たっているようなところもある。

 

清宮もそう。最初から結果に関わらず1軍でチャンスを与え続けているけどそれが本当に成長に繋がるのかどうか。打てるとはとても思えないフォームを本人も周りも修正する気配はなく、内容の無い凡打を繰り返している。

 

最後の負け方だけが印象に残りやすいけど、それ以外でも今の日ハムの問題点が多く出ている試合だったと思う。ある意味球団の体質としてそういうものが根付いてしまっているしなかなかいい方向に向くとは思えない。

 

日ハムはドラフトの時点でこの選手を中心に据えることありきで編成、育成を進めるがそれは競争が無くなることにも繋がっているので、本当の意味で気持ちが強い自分で成長できる選手が出てきてない。

 

結果、内容、取り組み方に関わらず球団は若手にチャンスを与え続けるのでがむしゃらに野球に取り組む若手がほとんどいないのが今の日ハムだろう。多分これからもそれは続いてしまうと思う。

 

皮肉なことなのか野村のように、1年目に大怪我をしてしまったことが逆に気持ちの強さ、野球への取り組み方の真摯さに繋がっている選手もいるが、他の選手はぬるま湯のような環境を当たり前に思って、必死さが他の球団の選手より足りないことがほとんどなのが現状だろう。