パリーグ左の若い強打者の共通点、清宮、王との差

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パリーグの今年のOPSのランキングを見ると左の若い打者の名前が何人か並んでいる。OPS1位の森、2位吉田、13位近藤、16位茂木あたりがそうだけど、この辺の打者は世代が近い以外の共通点がある。

 

それはみんな身長が170ちょっとしかなく体格に恵まれていないところ。この4人を見ると体格に恵まれていなくても、技術を磨くことでOPSで上位に名前を連ねられるくらいの強打者になれることがいえると思う。

 

名前をあげて悪いのだけど、鳴り物入りで入団してきた清宮と王柏融は、この辺りの選手と比べれば体格的には恵まれていると思う。でも今のところこの二人は日本のプロ野球で結果を残せていない。

 

その理由は色々あるんだろうけど、一番は技術が単純に足りてないというところに尽きると思う。清宮はまだ高卒2年目だし、今の成績はしょうがないといえばそうなんだけど、森は高卒2年目のシーズンに規定打席に達しながらOPS  .825  の数字を残している。

 

体格的には清宮と森で比べれば圧倒的に清宮が大きいのに、結果は逆のところが出ている一番の理由は繰り返しになるけど技術、対応力の差が大きいだろうと思う。清宮や王は技術が足りないことを自覚して、体格が小さいのに結果を残している森や吉田以上に技術を研究、練習をしないと、彼らとの差はずっと埋まらないと思う。