PRIDE34

藤田vsモンソン

藤田はモンソンのタックルは完封してたのでさすがにレスリングのスキルが高いなと思ったし、コンディションもよさそうに見えた。ただがぶったあとの攻め手に欠けていた。近藤みたいにがぶった体勢でこつこつパンチを打つ攻め手が無かったのがもったいなかった。ガードに引き込まれるとお互いの相性的に藤田の攻め手が無くなるだけになおさら。スタンドの打撃とがぶってこつこつパンチを打つ作戦で組み技には必要以上に付き合わない作戦でいけばよかったかなと思う。タックルは完封してたが、下から優位な体勢を奪われチョークで負けてしまったが、藤田はいままで柔術系の選手との対戦が少なかったことがこの結果になったんじゃないかと思う。

アローナvsソクジュ

まさかアローナまで破ってしまうとは。シウバとは実質一勝一分け、ショーグンともワンマッチなら、かなりいい勝負にアローナはなると思ってたので、そのアローナを秒殺してしまう結果には驚かされた。ホジェリオもアローナも際の打撃の警戒がちょっと足りなかったのかもしれない。

瀧本vs弁慶

瀧本は体重がリミットから1キロ以上アンダーなのが気になったが、五輪金メダリストなのでナチャラルな身体能力はやはり高いのかもしれない。ただ今回に関しては弁慶の組み技の対応力の無さが個人的には目立ったように思えた。柔道家の極めの強さには懐疑的な部分を自分は若干持っているので、以前負けた田村や菊田クラスに極められるかというとやはり難しいかなと。それは置いといて瀧本もこの一本勝ちでかなり印象が変わったのも確かなので次が楽しみだ。郷野が出てきそうだが、別にやる必要は自分は無いと思う。