HERO’S3.12大会予想・展望

<HERO’Sルール 1R・10分、2R・5分 延長5分>
桜庭和志(日本/フリー)
ユーリー“PLAY BOY”キセリオ(ウクライナ/ファイトスタージム)

まあここは相手が金魚であるだろうことを差し引いても、桜庭にきれいに勝ってほしいなと思う。今回のカードはユン戦やケンシャム戦みたいにあからさまなカードとはいえ、今の桜庭に負けろという感情はあんまり起きないし。桜庭がチョークスリーパーで1R一本勝ち。

<HERO’Sルール 5分3R>
山本宜久(日本/フリー)
柴田勝頼(日本/ARMS)

注目はやはり総合デビューの柴田になるが、柴田は最近は一度体重を絞ってからまたプロレス仕様に体を大きくしていたと思っていたが、現在また絞って87キロらしい。確かにこれなら85キロ級の参戦も問題ない。そして相手は山本。山本は年齢は結構いってるとはいえ、総合のキャリアも豊富で体重も100キロ前後とのことで、デビュー戦の柴田にとっては簡単な相手ではないと思う。柴田がグラウンドで山本を極めるのは無理だろうからいかに打撃で勝負を掛けられるかが鍵になると思う。打撃戦なら柴田、グラウンドなら山本が有利か。まあだらだら判定までいくような試合になると、大幅カットは間違いので、1Rか2Rには決着のつく展開に期待したい。予想はキャリア、体重で上回る山本がグラウンドで序盤優勢に進める。が山本のスタミナが切れ、柴田が後半追い込むもタイムアップ。判定2−1で柴田勝利と予想。こんな展開になるとテレビ大幅カットは免れないか(汗)。

http://www.angle-j.com/archives/2007/03/08_2023.php#moreの前田の談話によると

山本(宜久)とはこの前敗戦したあとに話をしたんだけど、85kg級でやってみたいということだったんで、だいぶ(体重は)落としたと思うんですよ。

と山本はなんと85キロ級に照準を絞ってるとのこと。最初にこのカード聞いたときは100キロ近いプロレスラー同士の戦いかと思ってたら、85キロ級を見据えた選手同士の試合ということか。

<HERO’Sルール 1R・10分、2R・5分 延長5分>
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)
高橋義生(日本/パンクラス

試合は打ち合いが期待されてるが、高橋は打ち合ったら90%以上に確率でKOされると思う。高橋はタックルを決めてグラウンドでじわじわ攻めるしか勝機はなさそう。ただマヌーフは組んできた相手に対する反応も凄いし、今の高橋がタックルを決めるのも難しいか。練習仲間高阪の知恵に期待したいが・・・。1RマヌーフがパンチでKO勝利。

<HERO’Sルール 5分3R>
宇野薫和術慧舟會東京本部)
アリ・イブラヒム(フリー)

宇野の相手は最初、KIDが大晦日戦った相手の従兄弟と間違って思い込みをしていたが、藤田と戦った金メダリストの従兄弟とのこと。この選手はヒクソンのブドーチャレンジに出場してたらしいことからも、それなりに総合の研究もしてるのかもしれない。ただそれでも宇野が楽に勝つために用意された相手であることは明らかだし、宇野が楽に勝つだろう。予想外なアリの爆発に期待したいとこだが・・・。宇野がチョークスリーパーで2R一本勝ち。

<HERO’Sルール 5分3R>
宮田和幸(フリー)
ブラックマンバ(フリー)

宮田は応援してるが、マンバは難敵ではあると思う。打撃をかいくぐってグラウンドに持ち込めれば、極める事はできると思うが、そこまでがかなり大変な試合展開になりそう。宮田が銅タックルなんかで
捕まえてロープまで押し込んでからテイクダウンを狙う展開が一番望ましいと思う。低空のタックルは
やはり危険が伴うし。宮田が2Rチョークスリーパーで一本勝ち。

<HERO’Sルール 5分3R>
高谷裕之(日本/フリー)
アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ

さすがにジダが未知数なので、予想が難しいか、そんなに総合の経験も無い相手のようなので高谷が終始有利に試合を進めそう。判定3−0で高谷。

<HERO’Sルール 5分3R>
上山龍紀(日本/U-FILE CAMP
ビトー・“シャオリン”・ヒベイル(ブラジル/ノバ・ウニオン)

上山も70キロ級にかなり慣れてきただろうけど、相手がシャオリンではさすがに分が悪いか。シャオリンが極めきれるか、上山が凌ぎきるか的な展開が予想される。シャオリンが終始完封して判定3−0で勝利。

<HERO’Sルール 5分3R>
マイティー・モー(米国/シャークタンクジム)
キム・ミンス(韓国/フリー)

いくらホンマンを破って勢いがあっても、総合初めてで、相手も柔道のバックボーンがあって総合のキャリアのあるミンスじゃ厳しいだろう。ミンスが1Rマウントパンチでレフェリーストップ勝ち。

<HERO’Sルール 5分3R>
ゲーリー・グッドリッジトリニダード・トバコ/フリー)
ヤン “ザ・ジャイアント”ノルキヤ南アフリカ/フリー)

さりげなく、K−1らしさ炸裂の試合が組まれた。総合の経験はGGのほうが豊富だが、殴り合いの展開になるとどっちに転んでもおかしくなさそう。一応GGがマウントパンチで1RKO。

<HERO’Sルール 5分3R>
所 英男(日本/チームゼスト
安廣一哉(日本/正道会館

所対永田はお互いの力が計れる凄くいいカードだと思ってたので流れたのは残念だ。変わった試合のポイントは安廣が、どこまで心の準備と総合の準備が出来てるかだろう。いきなり総合の試合が組まれたなら所の関節技に対応するのは難しそう。所が腕十字で1R一本勝ち。

あと今までは、ライトヘビー級を除いて5分2R延長1Rという時間設定だったが、今回は5分3Rに変更されている。テレビ中継考えると前者のほうが、いいような気がする。5分3Rだと判定までいくような試合だと間延びしないか心配だ。