予想・展望

J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカントップチーム)70.0kg
VS
ビトー“シャリオン”ヒベイロ(ブラジル/ノヴァウニオン)71.3kg→再計量でパス

カルバンの拳の怪我上がりのコンディションを心配していたらシャオリンが計量に苦戦したようだ。影響は多少なりともあるかもしれない。個人的にはシャオリンの戦い方こそグラップラーのMMAの戦い方という気がしてるので(打撃を嫌って足関節いったり引き込んだりして下から潜り込む戦法が自分はあまり好きじゃない)、シャオリンに頑張って欲しいと思う。シャオリンが勝つなら、テイクダウンを取れなくても辛抱して、チャンスを待つ形になりそうか。ただカルバンのグラウンドのスキルだとシャオリンがテイクダウンしても、簡単に一本は取れないと思うので、スタミナをなんとか奪って一本に繋げるかグラウンドでポイントを稼いで判定勝ちしたいところ。序盤はカルバンがペースを握るような気がするが、そのまま勝利に繋げられるか、シャオリンがペースを取り返せるかという試合になると予想。シャオリンが判定勝ちと予想。

宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部)70.0kg
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)69.3kg

ジダの組技の対応力が未知数なので予想しづらいが、宇野がなんとかグラウンドに持ち込み判定勝ちすると予想。ジダが700グラムアンダーなのはちょっと気になる。

ビトー“シャリオン”ヒベイロ(ブラジル/ノヴァウニオン
vs
宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部)70.0kg

シャオリンがグラウンドに持ち込むも宇野が凌ぎ続ける展開。シャオリンが判定で勝利と予想。

山本“KID”徳郁(日本/KILLER BEE)62.6kg
VS
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/グレイシー・バッハ)62.8kg

ビビアーノは66キロ級のフェイバーもテイクダウンしてることから、KIDがテイクダウンされる可能性もあると思う。65キロ級制定のためにもKIDに豪快に勝って欲しい反面、ビビアーノがテイクダウンしてグラウンドに持ち込んでKID苦戦の展開も見てみたい。予想はKIDがパンチでKO。

ユン・ドンシク(韓国/フリー)84.8kg
VS
ゼレグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)84.7kg

弁慶の自分の評価はユンが勝利したマヌーフより打撃も組み技の対応力も一枚、二枚落ちると思ってるので、ランペイジの打撃にも怯まずテイクダウンしたユンがかなり有利だと思う。それを弁慶が覆せるか?地上波で放送されない可能性も高いのが心配だ・・・。ユンが腕十字で一本勝ち。

セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/CLUB VOLK HAN)
VS
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデングローリー)

HERO’Sヘビー級戦線を占うカード。ハリトーノフはヘビー級エースとして期待されるが、期待に応える内容を見せられるか。アリスターといえば、相手選手の評価、期待が高いときにそれを喰ってしまうことから(アターエフ、ビクトー、ボブチャンチンハリトーノフなど)空気を読まない男というレッテル?を与えられていて、自分はそういうアリスターが好きだったが近年は誰が相手でも覇気なく負けてしまうことが多くなり評価を落としている。最近評価を落としている選手同士の対決になるが、どちらかが再浮上のきっかけにできるか?予想はアリスターが序盤の勢いで勝利できるか、いつものごとく急失速して敗退してしまうかというところか。ハリトーノフの浮上の兆しも見てみたい。予想は久々にアリスターの空気の読めなさが発動し、ギロチンチョークで一本勝ち。

メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショータイム)87.3kg
VS
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)88.0kg

ファビオは川村に勝ったとはいえ序盤は攻め込まれたしキャリアも浅いので、マヌーフが有利に思える。個人的にはファビオの大物食いに期待しているが・・・。マヌーフKO勝ち。

ミノワマン(日本/フリー)
VS
ケビン・ケーシー(USA/ヒクソン・グレイシー柔術アカデミー/北米ブラジリアン柔術トーナメント2006ヘビー級王者)

ミノワマンの豪快勝利でHERO’Sデビューを飾る展開が期待されてると思うが、個人的にはケーシーが空気を読まないでミノワマンに完勝してしまうことを期待。菊田に挑戦したころの美濃輪ならおもしろい試合になると思うが、今のミノワマングラップラーを当てるとなんとなくグダグダな試合になってしまう予感がする。というか最近のミノワマンは穴のある相手じゃない限り誰とやっても、ぼろ負けか、ぐだぐだな試合になる選手に思えるが。ミノワマンが判定勝ちと予想。

桜庭和志(日本/チーム桜畑)83.7kg
VS
柴田勝頼(日本/ARMS)83.8kg

イメージ的には桜庭vs美濃輪と似ていると思う。選手のタイプでは無く、格の構図が。柴田はプロレス出身ということで人気、知名度は高いがMMAの選手としては技術もキャリアも浅い。美濃輪も人気先行のところが明らかにある選手。桜庭からすれば共においしい相手だと思う。もしかすると桜庭は柴田相手に力を流して試合を作る可能性もあるかもしれない。一度グラウンドに持ち込めば今の柴田のキャリアを考えればそういう試合運びも可能かもしれない。柴田側からすればそんな余裕こかれては屈辱でしか無いから、余裕を桜庭に持たせない試合をしなければいけないと思う。内容的には柴田の一発が当たるか、桜庭の関節技を柴田がどれくらい凌げるかというところか。柴田がまた関節技であっさり一本負けするなら、今後すぐには大舞台で試合してほしくない。負けるにしてもMMAの選手としてそれなりの力を見せて欲しいと思う。