春キャンプの練習試合、オープン戦成績からの起用法考

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春キャンプの成績を見て、万波の打席数の少なさがまず目につく。万波が今年一番成長した選手だが、春の時点ではレギュラー候補では無く、出場機会は練習試合から少なかった。

 

その中でもブレずにオフからやっていたことをキャンプから貫いて、シーズンに入ってキャリアハイの成績を残した。比べてあれだが野村は練習試合から4番で試合に出続けて、2月は結果を残していたが、3月以降は疲労で調子を落とし、それがシーズンにも影響が出てしまった(と個人的には思う)。

 

この二人の対比は来春のキャンプに生かさないといけないと思う。万波は侍ジャパンにサポートとして参加した分上記の打席数が少ないというのもあるが、それを抜きにしても出場機会は少なかった。

 

その中でも成長してシーズンで成績を残しているので、この対比だけを見れば2月からむやみやたらに試合に出せばいいということではないということになる。

 

そう単純な話では無いかもしれないが、多分来春キャンプは野村は少し出場機会を制限して、練習に充てる時間を増やすのではと思う。今年のキャンプからのシーズンインがうまくいったとは正直いえないので、変えるところは変える必要があるだろう。

 

それ以外でいうと上川畑がキャンプからずっと調子が上がらず、シーズンでも不調期間が長くなってしまった。必ずしもキャンプからの実戦の成績がシーズンに繋がるかというとそうではないが、上川畑の場合は、まずはキャンプから結果を残せるような準備が必要なように思う。

 

石井がキャンプ、オープン戦から好調をキープしていたが、シーズンに入ると、全然ダメになってしまったから、その辺の調子の波をシーズンに合わせるのは、どの選手にとっても難しいことではあるが。