日ハム対中日フェニックスリーグ

 

先発畔柳は個人的には今年の中では凄くいい内容の投球だったと思う。今年は球が暴れる投球が多く、不安定な内容が多かったが、今日は初回は少しバタついて失点したが、2回以降は真っすぐで149キロが出て、コントロールされた球も多かった。多分もう一度フェニックスで投げると思うから今日の感覚を次でもできるようにしてほしい。

 

柳川は前回の登板が2ヶ月ぶりで不安定な投球だったが、今日はしっかり修正して完璧といえる内容だった。154キロが出ていて、フォークでも三振を取って圧倒的な投球だったし、このオフでどこまで体を作っていけるかが勝負になると思う。

 

宮内は不安定としかいえない投球だったが、マウンドが掘れ過ぎていて、そこは相手チームもだが気の毒なところもあった。松浦は今日は個人的には良さが見える感じではなかった。

 

安西は正直なところ球の力は一つ上の柳川、畔柳と比べても弱いのは確か。技術的な理由なのか、まだ身体の力が足りないのか。体が流れることが多かったので(マウンドが緩かったが)、キャッチャー方向に力がしっかり伝わってないとかがあるのかもしれない。

 

野手は軟投派の垣越相手に、苦労していたし、その後も得点は取ったが反省が多い内容だった気はした。郡司はずっと安定した内容でさすがと思うし、野村はクリーンヒットを2本打ってらしさが出ていた。ただ郡司と野村を比べると安定感では郡司が今は少し上という感じはある。

 

捕手として出た古川は、なんとなく守備面では不安があるように映るから、首脳陣へのアピールとしては足りないように思う。