球団のコロナ対応の責任

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日本ハムでは、NPBからの指示による月1回のPCR検査だけではなく、独自で月2回をメドに実施してきた。前回は4月6日にチーム全員が検査を受け、全員陰性だった。今後は5日に再びPCR検査を受け、7日からの楽天3連戦(札幌ドーム)での試合再開を目指していく。

 

月2度をメドに検査をしていたといっているが、5月1日の検査の前の検査が4月6日では月2度の検査は計算が合わないが(汗

 

予想通りというかやっぱり陽性者が多く出る前の検査は随分前の検査でこの球団はNPBが指示していた必要最低限の検査しかしていなかったことになるし、それが大量の陽性者に繋がった可能性は大きいと思う。

 

ソフトバンク辺りと比べたら検査の頻度は雲泥の差があるし、球団の感染対策にそれが差として現れたといっていい。日本ハム球団が検査を必要最低限しかしてこなかった理由は手間がめんどくさいというのもあるだろうけど一番はコストが余計に掛かるからだろう。

 

その結果大量に陽性者を出して選手スタッフを危険にさらし、他チームにも迷惑が掛かっている現状は球団のコロナ対応の関係者とコストを掛けないことしか考えてないオーナーの責任は非常に大きいといわざるを得ない。

 

感染者をゼロにしろなんて誰も言ってないが、この検査の頻度で感染対策をしっかりしてましたが結果的には不十分でしたは、説明責任も果たしていない。

 

球団はオープン戦に入った後辺りからどういう頻度で検査していたかを説明する必要があると思う。感染者が多く出た5月1日の検査も自覚症状があったからの検査だし、その前の検査が4月8日では一か月近く検査していなかったことになるのだが。

 

仮にソフトバンクくらい週に2度とか検査していたなら、誰か感染者が出たとしても最小限に済んで対応も今回の日本ハム球団のものより迅速かつ適切にできたと思う。

 

4月6日は札幌ドームでそれ以降は遠征で検査が難しいとかあるかもしれないが、23日には札幌に戻ってきているしそこでいくらでも検査はできる(月2度ペースならここでやるのが普通)。

 

でもそこで検査はせず福岡に遠征に出て札幌に戻ってきたときに選手に自覚症状があったから検査したら陽性で、全選手スタッフを検査したらまた出てきたというのは、感染の対策としてはおかしい。ここを突っ込まれたらどう説明するんだろうか。