ソフトバンク戦で宇佐見が捕手の時は失点が少なく、清水のときは失点が多かったことで清水のリードへの批判が多くされている。
なんとなくわかるような気はするんだけど、安易という気もする。里崎氏はリードへの批判は全て結果論。リードについて批判したいならリードがどういうものか理解してからすべきと長い動画で語っていた。
里崎氏の考えは理解できるところも多いけど、批判が全部結果論とまでは思えないのが正直なところでもある。クローザー秋吉が2点差を逆転され、3点差を追いつかれたときのキャッチャーは清水だったことでも、清水への批判が多くされた。
今月清水が再昇格したけど、清水でうまくいったこともあったし宇佐見でうまくいったこともあったしお互いその逆もあったと思う。清水のほうに失点が目立ったというところはあったし、その分清水の批判が多くなるのはしょうがないのかもしれない。
リード面に関しては経験が一番大事な部分だし、若いときにうまくいかない経験を多くできればむしろ財産になると思う。若いときにずっとリード面で苦労しなかったら逆に経験としてはよくない部分もあるし、清水がリードした際の失点が多いならむしろいい経験にできるともいえる。
ただ清水がそういう経験を糧にして次に繋げることができているのか。そこに関しては清水だけでなく日ハムの若手全般にいえるけど、他のチームに比較して若手が多くチャンスを貰えるチームなのにそれを糧にできている選手がどれくらいいるのかというとあまりいないのが現状だろう。
清水にしても宇佐見にしてもいい形で投手をリードして失点を抑えられるようになってほしいのは勿論だけど、うまくリードできず多く失点してしまったときはいい経験としていかに次に繋げていけるかがより大事になってくる。