残りシーズン、来シーズンの野手起用マネジメント考

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今の成績を見て、レアードが抜けて負担が大きくなっているレギュラー西川、大田、近藤、中田の成績は、個人的には悪くないしっかり役割を果たせている数字だと思っている。


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渡邊は去年から多くチャンスを与えられていて最初は結果が出ずすぐに2軍に落とされたけど、首脳陣は粘り強くチャンスを与えて、今年セカンドのレギュラーとして成績が残せる選手に成長してくれた。今年に入るまでの1軍の打席の総数は240だけど、その数字でレギュラーを獲得できる選手に成長できたなら、粘り強くチャンスを与えた成果は確実にあった。



今年結果が残せているとはいえない王柏融と清宮に関しては、ある程度結果に関わらず最後まで出場機会が与えられると思う。今年に限っていえばそれでいいかなと思う。ただ来年以降はそれではいけないと思う。来シーズンは結果を残せないなら、1軍での出場機会は無制限に与えるような起用はやめてほしい。それをすればするほど今年のように、西川、大田、近藤、中田への負担が大きくなってしまう。


来季は、サードか外野の長打が打てる外国人選手を最低一人、できるなら競争を激しくするために二人取って、王柏融、清宮を含めた競争で結果を残した選手が試合に出るという形を取る必要がある。そうしないと今年と同じようなシーズンになってしまう。


王柏融、清宮に関してはもうどっちか一人だけがモノになってくれればいいかなくらいに今は思っている。今年は二人の出場、育成ありきのチーム編成になっていて、それが今のチーム状況に繋がっていると正直思っているけど、今年はそれでもうしょうがない。来年に今年のそういう起用で清宮、王のうちのどちらか一人だけでも今年の渡邊のようにレギュラーとして活躍できる選手に育ってくれれば、今年の起用の仕方も無駄にはならないと思うし。


来年以降も清宮、王の出場ありきの編成を続けるのはよくない。しっかり結果を残した上で初めて試合に出られるという形にしないと他の選手、チーム状況、編成にそのひずみが出てしまう。